吉祥寺で遊ぶ

「吉祥寺かるた」を実際に体験してみた(井の頭公園編)

吉祥寺かるた

本サイトの[CULTURE TIME|吉祥寺カルタ]でも取り上げた「吉祥寺かるた」をついに入手しました。

誰もが知っているような吉祥寺の街の魅力だけでなく、「こんなこと知ってる人、他にもいるの?」と思われるようなマニアックな吉祥寺にまつわるウンチクまで、様々な吉祥寺愛に満ち溢れていて、思わずニヤリとしてしまいます。

ただ眺めるだけではもったいないので、「吉祥寺かるた」に描かれたスポットを訪問して、追体験してみようと思い立ちました。

まず最初は、「吉祥寺」に来る方の「憩いの場」として愛されている「井の頭公園」に関する「し」「り」「を」の札を選んで、探索に出発します。

「し」将軍様のお茶の水|「吉祥寺かるた」を実際に体験してみた(井の頭公園編)

吉祥寺かるた「し」

《井の頭池の歴史》

井の頭池は神田川の源泉で、かつては江戸の飲料水
の源泉として使われていた。
徳川家康が自らの手でその水を汲み、関東随一の名水だと誉めてお茶を入れるのに使ったという伝説も残されている。

井の頭池

歌川広重の「名所江戸百景」などにも描かれた「井の頭池」は、江戸の水源として江戸時代から有名な景勝地でした。

井の頭公園の武蔵野市側にある「御殿山遺跡」からは縄文時代の竪穴式住居遺跡や、旧石器時代の石器や敷石住居も出土していて、「井の頭池」が古くから人間の生活に不可欠な水源となってきたことが窺えます。

「井の頭池」の西端にある「井の頭弁財天」の起源は、伝承によれば、平安時代中期に六孫王経基が最澄(伝教大師)作の弁財天女像を安置するため、この地に建てた堂であるとされています。

江戸時代になって徳川家康が江戸に幕府を開き、新都市の開発には「飲み水の確保」が急務でした。

しかし、当時の江戸周辺では飲み水に適した良質な水質の水を確保することができなかったので、家康公は江戸近郊で水源を探し、「井の頭池」から水を江戸市中まで引き込んでくることで、人々の飲み水を確保することに成功しました。

「家康が自らの手で水を汲み、『関東随一の名水だ』と褒めてお茶を入れるのに使った」という記録が残っていて、「井の頭池」の水源にある案内板にもその由来が記されています。

お茶の水

井の頭池は豊富な湧き水に恵まれ、かつては三宝寺池、善福寺池とともに「武蔵野三大湧水池」と呼ばれていました。

徳川家康がこの池の湧水を関東随一の名水とほめてお茶をいれたという伝説から「お茶の水」という名が付いたともいわれています。
現在では湧水減少のため、地下水をポンプでくみあげています。

「井の頭」という名称は、一説には家光によってこの神田上水の水源が「井之頭」と名づけられたものと伝えられ、自ら小刀で弁財天の傍らのこぶしの木にその名を刻んだとも伝えられています。

江戸の人々の飲み水・生活用水として欠かせない水と、水に深くかかわりのある弁天様は、江戸の人々から篤く信仰されていました。

明治時代に入ると帝室御料林となりますが、東京市が「井之頭公園設置計画書」を策定し、大正2年(1913年)、東京市に帝室御料地が下賜されました。

そして、井之頭公園開設工事が始まり、大正6年(1917年)5月1日、日本で最初の恩賜公園、最初の郊外公園として開園しました。

「り」リスのカリカリ、小径でListen|「吉祥寺かるた」を実際に体験してみた(井の頭公園編)

吉祥寺かるた「り」

《井の頭自然文化園 (リスの小径)》
「リスの小径」は、リスがところ狭しと駆け回るケージの中を歩くことができるスポット。

木の上でお昼寝中のリスや、固いクルミをカリカリとかじって食べるリスを、想像以上に近くから観察できちゃうかも?

リスの小径

「井の頭公園の」一角にある都立の動物園「井の頭自然文化園」は、リスやサルなどに会える動物園や資料館がある「動物園(本園)」と、水生物館や水鳥の展示がある「水生物園(分園)」に分かれています。

「動物園(本園)」の奥の方にある「リスの小径」では、大きなリス小屋の中に放し飼いされている二ホンリスとの出会いが待っています。

ゲージで囲まれたリス小屋の中には池や木が植えてあって、可愛いリリスたちが所狭しと走り回っていて、人のカバンの上に乗っかってきたり、膝の上に乗ってきたりすることもあるので、お子さんには大人気のスポットです。

リスは動きが速いので写真を撮るのも一苦労、何か食べている時や、休んで伸びているリスを見つけてシャッターを押すしかないので、リスの可愛い写真を撮ろうとしていたら、あっという間に時間が過ぎちゃいます。

リスの小径」にいるリスは、「オスが12頭、メスが30頭(2020年5月現在)」とのことで、2012年には台風でリスが逃げてしまい、捕獲したら「30匹から38匹に増えていた」というニュースもあったそうですが、現在は全個体にマイクロチップが入っていて、年齢などを管理しているそうです。

「動物園(本園)」では、「リスの小径」の他にも「モルモットふれあいコーナー」などの動物展示施設のほかに、武蔵野の面影を残す雑木林を背景に「山野草園」「シャクナゲ園」「ツバキ園」「彫刻園」など、さまざまな見どころが散在してします。

「ツシマヤマネコ」「フェネック」「カピバラ」などの珍しい動物もいます。

また「水生物園(分園)」には、魚類ばかりでなく、カモ類やサギ類などの鳥たち、両生類、昆虫、植物など、淡水の水辺の生き物を幅広く展示しています

日本産淡水魚および両生類の飼育展示と保護増殖も行っていて、「ミヤコタナゴ」などの希少種の繁殖にも力を入れています。

かつては井の頭池にも飛来していた「オシドリ」も飼育していて、夏の間のオスはメスと同じような地味な姿で、秋の換羽後に美しく変身します。

「を」をを! 井の頭公園の桜 満開じゃん!|「吉祥寺かるた」を実際に体験してみた(井の頭公園編)

吉祥寺かるた「を」

《桜の季節の井の頭恩賜公園》

春、吉祥寺に行くなら井の頭線がおススメだ。

井の頭公園駅で降りてホームを包み込むように咲く桜を堪能したらそのまま公園をお散歩。

桜をたっぷり楽しみながら吉祥寺駅まで分という、最高のお花見コースだ。

井の頭公園の桜

井の頭公園には、ソメイヨシノを中心に、ヤマザクラ、オオシマザクラ、カワヅザクラ、カンヒザクラなどの約500本の桜が植えられていて、その半数以上が「井の頭池」の周囲に集中して池の上に枝を広げています。

早咲きの桜が3月の始め頃から咲き始め、多品種の桜が次々に4月の半ば頃まで観賞できます。

井の頭公園の桜は非常に人気が高く、見頃時期には平日でも大勢の観光客が訪れます。

散策路も花見客で混雑気味で、池の上にもボートが多数浮かび、池の水に映える満開のサクラ、そして花吹雪が水面に散り敷く様は見事です。

「吉祥寺」駅から向かう場合は、南口(公園口)から七井橋通りを経由して、池に掛かる「七井橋」まで一本道のコースを大勢の観光客が歩いて行くので、同じ方向に歩けば到着できます。

「吉祥にかるた」に書いてある光景を見たい方は、井の頭線の「井の頭公園」駅で下車してください。

井の頭公園では、桜の見頃時期でも暮れ時には観光客が激減し、池のボートも終了して、昼間の賑わいが嘘のような雰囲気になります。

混雑が苦手な方や、静かに花見を楽しみたい方には、夜桜のライトアップも行われるこの時間が最適な時間帯かもしれません。

memo

ソメイヨシノ

江戸時代末期から明治初期に、染井村(現在の東京都豊島区駒込・巣鴨付近)に集落を作っていた造園師や植木職人達によって育成された、日本の桜の代表種。
当初は、桜の名所として古来名高く、西行法師の和歌にも度々詠まれた大和の「吉野山(奈良県山岳部)」にちなんで、「吉野」「吉野桜」として売られ広まったが、上野公園のサクラの調査によって「ヤマザクラとは異なる種のサクラであること」が分かり「染井吉野」と命名された。

まとめ|「吉祥寺かるた」を追体験してみた(井の頭公園編)

吉祥寺かるた「ま」

「吉祥寺かるた」の中から選んだ3枚の札を巡るだけでも、「井の頭公園」の魅力を余すことなく紹介できた様な気がします。

さらに今回紹介した「し」「り」「を」の他にも、「ま」として井の頭池のスワンボートも取り上げられていました。

「次はどの札を選んで、吉祥寺巡りをしようか?」と、うれしい悩みが続いていきます。

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