吉祥寺の味噌専門店SOYBEANFARM(ソイビーンファーム)に行ってきた!

たくさんのカフェや飲食店が並ぶ吉祥寺中道通りの路地に佇む、吉祥寺の老舗の味噌専門店をご存知ですか。

その専門店は、以前は吉祥寺の大正通りにお店を構えていましたが、2021年5月に中道り商店会に引っ越しをした味噌専門店SOYBEANFARM(ソイビーンファーム)です。

今回は、味噌の量り売りと、味噌料理を提供するソイビーンファームの魅力を紹介していきます。

目次

SOYBEANFARM(ソイビーンファーム)について

沿革

ソイビーンファームの沿革

ソイビーンファームの創業は、昭和30年まで遡ります。

味噌、醤油の製造販売から始まり、大正9年12月に吉中味噌醤油株式会社を設立しました。

その後、昭和61年11月、吉祥寺に味噌料理専門店「ソイビーンファーム」をオープンしました。

みそ屋4代目の店主

現在は、味噌屋(吉中味噌醤油株式会社)の長男として生まれたオーナーがみそ屋4代目を務めています。

様々な苦労やソイビーンファームの歴史を面白くホームページにみそ屋の4代目プロフィールとしてアップされています。

味噌の量り売りと味噌料理を提供

ソイビーンファームでは、味噌の量り売りと味噌料理を食べることができるレストランが併設されています。

ランチメニューの1番人気は、ロールキャベツ 白みそスープ仕立て(1,000円)です。

白みそスープ仕立1

ロールキャベツのスープを上品な白みそで味付けしてあり、上田吟醸白みそを使用しています。

その他には、高山越後みそを使用したみそ漬け豚ロース丼(1,100円)やみそかつ(1,100円)などがあります。

味噌専門店がセレクトする味噌を使ったランチを堪能できるので、吉祥寺でのランチにおすすめです。

お味噌の魅力

味噌は、わたしたち日本人にとって一番身近な調味料の1つだと言えます。

しかし、食の多様化や味噌は塩分が強いといったイメージから味噌離れが進んでいる現状もあります。

味噌の持つ栄養価、味噌の魅力を簡単に紹介していきます。

これを知ったら、きっとソイビーンファームへ行ってみたくなります。

味噌は自然調味料

味噌の歴史を辿ると、奈良時代に大陸から醤(ひしお)として伝わったと言われています。

大豆、米または麦と塩分だけから造られ、半年から1年以上の長い時間をかけて麹菌という微生物の働きで大豆や米を分解し、旨みや甘みを出します。

土地の気候風土の違いから様々な味、色、香りの味噌が生まれました。

大豆の栄養と美味しさをそのまま利用した、自然調味料と言えます。

今では、MISOという名前でアメリカ、ヨーロッパ、中国、韓国で注目を浴びる世界に誇れる調味料でもあります。

味噌の塩分

味噌は塩分高いから、味噌汁は飲まないと言っている方もいるかもしれません。

しかし、1杯の味噌汁の塩分は1.4gに対して食パン1枚(6枚スライス)の塩分は1.6gと食パンよりも塩分は低いのです。

1日に摂取する塩分は、10g以下が理想と言われてているので、味噌汁1杯飲んでもその基準をオーバーすることはありません。

味噌の健康効果

例えば、味噌汁1杯飲んだら、味噌に含まれる大豆タンパク、イソフラボンなどの栄養素を取り入れることができます。

これら栄養素には、様々な健康効果があるのです。

  1. コレステロールの上昇を抑える
  2. 血管を若々しく保ち脳卒中を予防
  3. 脳梗塞、心筋梗塞、骨粗しょう症など生活習慣病の予防
  4. ガン予防
  5. 老化防止
  6. 肝障害の予防
  7. 消化促進
  8. 美肌効果
  9. 整腸作用

味噌汁1杯から、こんなにもたくさんの健康効果や美容効果を取り入れることができるのです。

味噌の原料

味噌の原料は大豆、米もしくは麦と、塩です。

そして、麴に何を使うかで名前が決まります。

ソイビーンファームに並んでいる味噌は、麹の種類も豊富なため同じ種類でも色や味に変化があります。

味噌の保存方法

味噌は保存食なので、そのまま常温保存が可能なのですが、様々な状況の変化で常温保存が難しくなっています。

昔は冷たい水しかでなかった台所は、現在ではお湯やエアコンによる暖房で暖かくなったことやヘルシーブームにより塩分濃度を下げてきたことにより殺菌効果が薄れてしまっています。

なので、現在は冷蔵庫で保存し、密封して低温を保つことが1番です。

正しく保存することで約6ヶ月は大丈夫です。

SOYBEANFARM(ソイビーンファーム)へ行ってみました

味噌の魅力を知りつつ、今回初めて味噌の量り売りを体験したきたので、紹介します。

アクセス

吉祥寺駅北口を出て、中道通りへ向かいます。

中道通りの入口PARCO前の交差点、UNIQLOが目印になります。

SOYBEANFARM

中道通りの5つ目の角を左に入り、すぐソイビーンファームがあります。

吉祥寺駅からは徒歩6分くらいで到着します。

明るく落ち着く店内

ソイビーンファームの店内は、白い壁が基調となっていて明るく、味噌の和と店内の洋が合わさった空間になっています。

店内の入口からずらっと味噌の量り売りが並んでいます。

カウンターを挟んで、店内の奥にテーブル席があります。

店内量り売り味噌

味噌は、種類ごとにおしゃれな白い容器に入っています。

透明のフタには、味噌の産地や味の特徴が書かれているので、味やどんな料理に合わせて使いたいかのイメージを持つことができます。

おすすめの味噌

ソイビーンファームでは、様々な産地の特徴のある味噌が販売されています。

味噌は100g~購入でき、店主に注文をすると希望のグラム数で味噌を取ってくれます。

味噌の種類にもよりますが、100gは140円くらいで購入できます。

複数の種類を味わいたいときには100gをおすすめします。

広島呉 瀬戸内麦味噌

瀬戸内麦みそ

甘口の味噌(塩分11%)で、ソイビーンファームの人気ナンバーワンの麦みそです。

野菜にディップして食べると麦のプチプチとした食感と甘みをしっかり感じられるのでおすすめの食べ方です。

石川 加賀胚芽米味噌

石川味噌

ミネラルが豊富な胚芽米を糀にして仕込んだ健康的な味噌です。

中甘口(塩分12.7%)で、この味噌で焼きおにぎりを作ってみましたが、焼くとより一層胚芽味噌の香ばしさが際立ちました。

この他にも、白みそ、赤みそ、合わせみそなど30種類以上の味噌が揃っています。

同じ種類の味噌でも、産地によって色や味も異なるので味噌の奥深さを感じます。

アレンジの効いた味噌には、ハーブ入り玄米みそ、発酵黒ニンニクみそなど味噌専門店ならではの味噌もあります。

料理の幅が広がる

ソイビーンファームでは、全国各地の味噌がたくさん並んでいるので、味の特徴やどんな料理に合わせて使おうかなど味噌を選ぶ楽しさを実感できます。

味噌に詳しくなくても店主が詳しく案内してくれます。

気になる味噌を少量ずつ購入して、自分好みの味噌の味を見つけてみることもおすすめです。

贈り物やプレゼントにもぴったり

ソイビーンファームでは、おしゃれなギフトボックスも販売しています。

300g、500gのそれぞれ2個入りから6個入りと幅広く展開しているので、様々なシーンに合わせて選択できます。

配送サービスやオンラインショップでも注文は可能になっているので、ぜひチェックしてみてください。

まとめ

吉祥寺中道通りにある味噌の専門店ソイビーンファームの魅力は伝わりましたでしょうか。

味噌にはこんなにもたくさんの種類があり、それぞれ産地の特徴があることを知ることができるとても魅力なお店です。

味噌に合わせて料理をしてみたり、味噌料理ランチを楽しむことができるので、吉祥寺に来た際にはぜひ、ソイビーンファームをチェックしてみてください。

住所武蔵野市吉祥寺本町2-24-9-102
TEL0422-21-0272
営業時間11:30~19:00
ランチタイム 11:30~15:00(L.O)
定休日月曜日
アクセスJR・京王井の頭線「吉祥寺駅」中央口から徒歩6分

 

 

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