ジュージューとソースが焼ける匂い、湯気で舞い踊る削り節…。
無性に食べたくなる時、ありますよね?みんな大好きなお好み焼きは、もはや国民食。
そんなお好み焼きのルーツをたどってみると、安土桃山時代、千利休が茶菓子として作らせた「ふの焼き」が原型と言われています。
これは小麦粉を水で溶いた生地を薄くのばして焼き、味噌を塗って丸めたもの。
そう、はじまりはお菓子だったのです。
時は過ぎ、明治時代には東京で「もんじゃ焼き」や、やはり粉ものの「どんどん焼き」が誕生。
これらは駄菓子屋で売られていたというから意外ですね。
その後、「どんどん焼き」にウスターソースを塗ったものが「一銭洋食」となり、子どもたちの間で大人気に。
戦後は空腹をしのぐため大人も「一銭洋食」を食べるようになり、さらに昭和30年代以降、お店や地域ごとに様々な具材を使ったお好み焼きが生まれ、各地で独自の進化を遂げたのです。
吉祥寺にはこだわりの一枚や、大人が楽しめるお店も。
気分に合わせてお好み焼き屋さん廻り、してみませんか?
吉祥寺 玉屋(Since 2009)
「食べログ100名店」にも選ばれたことのある人気店で、カフェ並みの店内装飾は女性一人でも利用しやすいと評判。
メニューは豊富で思わず迷ってしまいます。
スタッフが焼くアツアツのお好み焼きは完成度が高く、クセになること間違いなし。
住所 | 武蔵野市吉祥寺東町1-3-6 |
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電話番号 | 0422-27-2622 |
吉祥寺 恋鯉(Since 2016)
広島から直送したこだわりの食材で作ったお好み焼きは、昔ながらの味わいが大評判。
11種類から選べるトッピングで、自分好みに様々な味わいを楽しめます。
さらに、おつまみ類も充実。
特にコウネとキャベツの鉄板焼きは絶品!
住所 | 武蔵野市吉祥寺本町1丁目20−3 パーキングプラザ, B1F |
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電話番号 | 0422-27-6298 |
お好み焼き 百花(Since 1971)
国産鰹節をふんだんに使った出汁が決め手の京風お好み焼きは、北海道産根昆布の旨味がぎっしり詰まった美味しさ。
生地には全粒粉を使用し、甘辛い濃厚ソースで仕上げます。
テーブルの焼き台でいつでもアツアツのまま。
食べ終えてふと見上げてみると天井のステンドグラスも素敵!
住所 | 武蔵野市吉祥寺本町1丁目8−3 ダイヤガイビル3F |
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電話番号 | 0422-21-3145 |
お好み焼き まりや(Since 1955)
吉祥寺最古のお好み焼き屋と誉れ高い老舗は、昭和の香り漂う庶民的な座敷席。
昔ながらの関東風の逸品は、シンプルながら王道を極めた誰にでも愛される美味しさ。
2020年5月に移転リニューアルした店内にはソースの焦げる匂いが漂います。
客層も幅広く、世代問わず支持されてているのがよくわかる名店です。
住所 | 武蔵野市吉祥寺本町1丁目30−16 加藤ビル 2FA号 |
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電話番号 | 0422-21-4592 |