そこは、訪れないと出会えない秘密の部屋。
しかも、その扉を開けるまではどんなものなのかも予測はつかない。
素敵トイレは、案外身近にあり、その世界観は無限大に広がっている。
−素敵トイレ愛好家
もくじ
食事とお酒 カヤシマ
本物のレトロを知る。カヤシマの外観は良き古さとノスタルジーが感じられる。
古き良きものを懐かしむ、居心地の良い雰囲気がたまらない。
なによりも入ってみてほしい。店内はもっとディープなのだ。
トイレにもその個性が宿っている。
壁には日本酒や焼酎の銘柄の張り紙がずらりと並び、味のある机やソファーが並ぶ店内。
トイレの扉を開くと、期待を裏切らない。懐かしさのある古き良き雰囲気は延長してここにも続いている。
懐かしい、と思わずトイレにこもってしまいそうなほど居心地が良いのだ。
開けてはいけない扉(倉庫)があるのでそれだけはお気をつけて。
玉屋
見た瞬間、驚きと面白さを与えてくれるトイレというのは数少ないが玉屋のトイレは、間違いなくそんなエンターテイメントトイレなのだ。
なにせ、壁についた金色のカメを捻ると洗面の水が出る。
しかもこれが高級なところの庭とかにある「ししおどし」に見える。
これで手を洗う気分はどんなものだろうか。
店主の意向がぎゅっと詰まったこのトイレは非常に面白く、粋だと伝えたくなる。
個性的だけで片付けては勿体ない、そんなトイレだ。
武蔵野市吉祥寺東町1-3-6
☎0422-27-2622
[営]17:00~24:00(L.O.23:00)
[休]年中無休・不定休
TRATTORIA ACQUA39
地元に愛されるイタリアン
清潔感溢れ、穏やかなぬくもりに包まれたこのお店のトイレは、他とは違う。
長細い空間にも少し吃驚するが、なによりもその空間を支配した壁面一直線の鏡とイタリア語で飾られた壁に目がいく。
鏡をみると読めるようになっており、「鏡はあなたの心をうつしだすものです」(トイレを綺麗に使ってほしいという意訳も含まれているとのこと)と書いてあるようだ。
これだけ綺麗に洗練されていると綺麗に使わないわけないだろう。
住所 | 武蔵野市西久保1-3-10 CHOUETTE MUSASHINO 1F |
電話番号 | 0422-38-6839 |
営業時間 | 11:30~15:00、17:30~23:00 日曜11:30~15:00、17:30~22:00 |
定休日 | 月曜 |
※営業時間や定休日は変更する場合がございます。
吉祥寺 満る福
印象にしか残らないこのトイレは入った瞬間、思わず周りを見渡してしまう。
こんな壁紙みたことあるだろうか…
お店の雰囲気に合わせた趣きのあるこのトイレは、日本古来の意識に触れ、文化を嗜んでいるような気分になる。
見たことがないという驚きと同時にお店に見合う味わい深い雰囲気がある、という言葉がよく似合う。
そんな全体を貫く和風の雰囲気が、どこに行っても感じられるのが「満る福」だ。
店名 | 吉祥寺 満る福 |
住所 | 武蔵野市吉祥寺北町1-2-11 |
電話番号 | 0422-21-2633 |
営業時間 | 11:00〜20:00 [休]水曜 |
そこは、訪れないと出会えない秘密の部屋。
しかも、その扉を開けるまではどんなものなのかも予測はつかない。
素敵トイレは、案外身近にあり、その世界観は無限大に広がっている。
−素敵トイレ愛好家
喫茶うろひびこ
忙しい日々の合間、我々はひと時の安らぎを求めて「うろひびこ」のこの場所に訪れる。
インテリアや細部まで、クラシカルな雰囲気を醸し出すこのトイレは、落ち着かない日々の流れをとめて、私を優しく包み込んでくれる。
そんな、感嘆の声をもたらすこのトイレに、思わず長居したくなる。「カワイイ、ステキ…」ずっといられるこの癒やしの空間を永遠に感じていたい。
店名 | 喫茶うろひびこ |
住所 | 武蔵野市吉祥寺東町1-3-3 |
HP | https://www.instagram.com/kissa_urohibiko |
営業時間 | 14:00~21:00 (ラストオーダー20:30、お酒ラストオーダー20:00) 定休日:木曜日&不定休あり |
HOME PLANET
扉を開けると、すぐ自分が目に映る。壁一面の鏡に思わずと声を漏らしてしまう。
「え、こんなトイレは見たことない…」。鏡による目の錯覚が起こるのと同時になんだか不思議な感覚と気分に陥った。
一息ついて、リップを塗り直し、鏡を見つめて身なりを整える。
真実を映し出す鏡は、彷徨い続けている自分自身を見つめ直させてくれているみたいだった。
扉をでるとまるで生まれ変わったみたい。それが「HOME PLANET」のトイレだ。
住所 | 武蔵野市吉祥寺南町2-4-6 小原ビル1F |
電話番号 | 0422-26-7677 |
営業時間 | 10:00~26:00 |
定休日 | 年末年始 |
Cafe MIMI
吉祥寺にいたはずなのに、なぜ?
気分はフランス、パリ。
ハンドソープも、その雰囲気が醸しでている。
紫と黄色が印象的な「カフェミミ」のトイレの装飾はまるで、フランス藝術の作品のよう。
映画や音楽などのポスターのセンス、鏡の位置や飾り物の位置ひとつひとつが私の感性にささる。
うっとり、するのだ。もう二度と出たくない、そんな気分になる。
出なきゃいけないけど。
武蔵野市吉祥寺南町2-32-11
☎0422-77-7416
[営]8:00~18:00 [休]第1・第3月曜、日曜