篭蔵

おいしい餃子をたべてもらいたい、ただそれだけ

外はかりっと、中身はジューシー。
口に含むと野菜のシャキシャキとした歯ごたえと旨味が口いっぱい広がる篭蔵（かごぞう）の餃子。
40年変わらぬ美味しさで多くの人に愛されています。
篭蔵は餃子やあんまん・肉まんのテイクアウト専門店。
姉妹店の一圓で出していた餃子が人気だったことから持ち帰り専門店があったら喜ばれるのではと、経営していた骨董屋を閉めて篭蔵をオープンしたのが20年前。
この餃子の特徴は何といってもその大きさ、直径10センチほどの皮にぎっしりと餡が詰まっていて食べ応えたっぷり。
他店の餃子より目を引きたいとこのサイズに辿りついたそうでＬサイズの卵よりも重い80ｇ。
皮も餡も全て職人さんによる手づくりで毎日早朝から作りはじめ、多い時には１日約３０００個もの餃子を包んでいます。
食感をよくしたいとひだで重なる部分の皮は薄く、餡を詰める真ん中は厚めにして均等になるようにのし、餡には食べた時にざくざくとした食感を楽しめるようにと切り干し大根を混ぜ込んでいるそうです。
そしてあのジューシーさは生のキャベツを使うことがポイントなのだそう。
「地元のお客さんを大事に、変わらずつくり続けたい」と店主の有
本さん。
取材当日は小雨の肌寒い日でしたがお客さんはひっきりなし。
全国各地から注文も多く、お歳暮シーズンは１か月待ちになることも。
作りたての餃子を待つことなく楽しめるのはご近所ならでは。
熱々の餃子をおうちで頬張るしあわせをぜひ！