無農薬×有機肥料「青蛾茶房」~中国茶の世界~

青蛾茶房
目次

青蛾茶房とは

無農薬×有機肥料/自然農法、しかも美味しい

青蛾茶房の店主鈴木さんは中国茶のプロ。

日本では数少ない、中国政府認定の国家資格、高級評茶師(中国茶のソムリエ)を保有。

実際に中国や台湾の茶葉産地や工場を何度も訪れて学び、現地の栽培家の信頼を得て唯一無二の仕入ルートを持ちます。

そのため市場には出回らない貴重な中国茶が多く、有名飲食店やホテルのシェフが通うほど。
「美味しい中国茶を楽しんでほしい」と全ての中国茶の試飲ができる喫茶では和菓子付きで1,000円(税込)。

店主が説明してくれる奥深い中国茶の話に思わず時が経つのを忘れてしまいます。

健やかで心地良い、涼を感じる「白茶」

ムシムシと不快な暑さが盛るこの時期、ぜひ飲みたいのが「白茶」。

茶葉が白い産毛に覆われ、煎じると湯色は黄色や薄緑に非常に淡く色づきます。

清々しく爽やかで渋みも無いため、とても飲みやすくすっきりとした味わいです。

見た目にも爽やかな白茶は、体の熱を鎮める作用があるそう。

高温で煎じた白茶を何杯も飲んでも、体の芯はむしろさっぱりと爽快に感じてくるから不思議です。

微かに余韻を残す甘い香りも魅力の一つ。白茶の中でも、「白毫銀針」、「白牡丹」、「寿眉」など葉の成熟具合、また産地等により様々な種類がありますが、フレッシュでみずみずしい香りの新茶、芳醇な味わいのヴィンテージ茶など、その世界はとても奥深いものです。

からだ整う「黒茶」

微生物の力を借りて作られる、後発酵茶とも呼ばれる「黒茶」、日本で有名なプーアル茶も黒茶のひとつです。

地域性が強く微細な発酵菌の違いで様々な味わいが生まれ、非常に奥が深く、特徴的なのはその形。

主に扁平の丸型や筒形に押し固められた塊状で、手作業で美しく整えられたものは価値も高くなるという。

ゆずの実をくりぬいてプーアル茶を詰めた「小青柑」は何とも可愛らしい姿で、黒茶のふくよかな風味に柑橘の爽やかな香りが広がります。

湖南省産の黒茶の一種、茯磚茶は中国では発酵菌の研究が進み、対成人病や免疫上昇、整腸や体を温める作用など、あらゆる美容や健康への効果が確認されているそう。

年末年始で緩んだ体はこれでリセット!…とはいかないが、この時期に特に味わいたいお茶です。

実は中国が起源「中国紅茶」

青蛾茶房 中国紅茶

西洋のイメージが強い紅茶だが、実は中国が起源。

香りの高さと甘い味わいでかつての英国をはじめとする欧州を魅了し、嗜好飲料への爆発的な需要と変化を生み出しました。

代表格といえる「祁門(キーモン)紅茶」、中国紅茶の起源とされ、ほのかに香るスモーキーさが上品な「正山小種」、新芽を贅沢に使用し茶摘みの職人技が光る「九曲紅梅」、樹齢千年・二千年越えの大樹の葉を使用した「古樹紅茶」など、古今の歴史を感じる茶葉はいずれも一般的な西洋紅茶のように渋みや苦みはなくすっきりとした味わい。

芳醇な甘い香りを持つものや果汁のような繊細な酸味を感じるもの、少ない茶葉で煎を重ねるため飲み疲れることもなく、ゆったりと染み込む美味しさです。

烏龍茶の最高峰「武夷岩茶」

青蛾茶房

「武夷岩茶」は福建省武夷山一帯で生産されている「四大烏龍茶」のひとつ。

「肉桂」「水仙」「大紅袍」「白鶏冠」「金毛猴」「向天梅」など謂れも様々な名前のついた茶葉は多種多彩。

なかでも逸話が広く知られる「大紅袍」の母樹が育つ岩肌は、周辺一帯が武夷山風景名勝区として保護され、世界遺産にも登録されている、今となっては一大観光地のど真ん中。

それゆえ岩茶は岩肌に根を張って育っていると誤解されることもしばしばですが、正確には丹霞地質と呼ばれる砂岩や礫岩が堆積した土に育ちます。

豊富な鉄分やミネラルを吸収して育ったお茶は、熟した果実のように甘い香りと芳醇な味わい。

ポカポカと身体が温まってきて、秋から冬にかけて特にお勧めのお茶です。

一期一会の出会い、「中国緑茶」

中国茶の代表格は烏龍茶ではなく緑茶、というと驚かれる方も多いかも。

実は中国で最も飲まれているのは緑茶だそう。

日本の蒸し製法の緑茶とは異なり、渋みや濁りがなく、香り高く清らかな旨味が特徴です
中国では大きめのグラスに直接茶葉とお湯を注ぐ淹れ方が 一般的。

飲み頃まで待つ間、ほどける葉の美しさや湯色の変化を楽しみ、好みの濃さでグラスから直接いただきます。

半分~2/3 ほど飲んだら足し湯をして3 ~ 4 煎楽しむことができます。
青蛾茶房では中国国内でも貴重な手摘みの緑茶を今年も多 種ラインナップ。

新茶が楽しめるのは春の短い間のみ。

品種や産地によって見た目も味わいも様々。

季節限定の味わいを楽しんでみませんか。

160種類の中国茶試飲OK! 和菓子付きの喫茶も

青蛾茶房

ビル入口にある「秘境へ」という看板に誘われ3階へ。
森のせせらぎBGMが流れる店内、中国茶器で丁寧にお茶を入れてくれたのは中国国家資格の高級評茶師でもある店主の鈴木さん。
多様な魅力がある中国茶にはまり中国を巡り歩いて現地の信頼を築き、今や160 種類の中国茶を扱うまでに。
鉄観音茶や白茶など6 種類の中国茶から1つと和菓子のセットが1,000円で楽しめます。
無農薬にこだわった中国茶の味わいと香りは格別です。

青蛾茶房

烏龍茶の最高峰「鉄観音」

六大茶に分類される中国茶の一種、烏龍茶。

中でも日本で最もメジャーだろう鉄観音は、半発酵茶の代表格だ。

花のような甘い香りと清々しい味わいが特徴の烏龍茶で、青蛾茶房ではこの冬、感徳、祥華といった有名産地から、伝統製法を受け継ぐ大坪まで、店主が独自のルートで仕入れた貴重な鉄観音が11種類そろいぶみ。

海抜1,200m、山深い秘境の段々畑で育てられた茶樹から作られるお茶は、野性味あふれる味わいと香りで、おどろくほど煎が利きます。

茶湯の色も味わいも産地ごとに異なるため、飲み比べがおすすめです。

鳳凰単叢

中国広東省で作られている烏龍茶の一種「鳳凰単叢」は、黄枝香、芝蘭香、玉蘭香、密蘭香、杏仁香、姜花香、肉桂香、桂花香、夜来香、茉莉香と『十大香型』に分類され、更に枝分かれしています。

約 80 種以上もあるといわれる「鳳凰単叢」は、中国人でも全てを知っている人は少ないそう。

1本の木(単叢)ごとに製茶をし、唯一無二の香りと味を愉しむシングルオリジンが基本で、それゆえすべてのお茶が一期一会。

煎を重ねる度に茶葉が開いていき、果物や花にたとえられる華やかで芳醇な香りと味が愉しめます。

好みのお茶を探して飲み比べているうちに、中国茶の魅力にハマってしまうこと間違いナシ。

住所吉祥寺南町2-2-4 SKビル3F
交通アクセス「吉祥寺」駅から徒歩3分
電話番号042-848-2149
営業時間11:30~19:00(一階に看板が出ていたらオープン)
休業日火曜、水曜

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