コラム

あの日の話|吉祥寺時間コラム

お母さんとの思い出

お母さんとは、年に数回しか会えず、(VISAの関係です笑)僕が一人暮らしを始めてからは2週に1度は必ず電話をするようにしてます。時々お母さんは電話越しに僕に会いたいと泣きつくことがあります。

でも、ぼくはお母さんとの電話で、不穏な空気感をだすために電話をしてるんじゃないと叱ります。ぼくが生まれてきて22年、お母さんと過ごした時間は通算で3.4年ほどだと思います。

だからぼくは、電話越しでお母さんに「泣くんだったら電話切るよ?わかる?今更なに言ったって後悔したって仕方が無い。この電話はお互いの傷を舐め合うつもりでかけてるわけじゃないんだよ。お母さんも寂しいってことは僕も寂しいってこと。でもぼくは寂しいで話したいんじゃなくて、最近こんなことあったよって普通に話したいんだよ。お母さんもそっちの方が嬉しいでしょ?」などと喧嘩することがしばしば…笑

だからそんなお母さんは、僕と会うたび、今でもほっぺにキスをしようとしてきます(勿論却下してます)。

お母さんが僕のことが大好きで大好きで仕方がないのがよくわかります。けど僕も口にしたらお母さんはまたとなく泣きついてくるので、僕と直接顔を合わせてる時はわざと昔の僕のように子供な僕を演じます。

そうするとお母さんは、「あんたいつまでたっても子供じゃないんだから」と、呆れてる反面、「私の知ってる世話のかかる倭聖のままだ」と。安心して少し嬉しがるお母さんがそこにいました。

こんな感じでお母さんと会話をし、「写真撮るよ!!お母さん!!ほら!!!」

「いいよ、お母さんは、髪の毛ないから撮らなくていいよ〜」「いいじゃん!ハゲた証拠残そう!笑」そう言って無理やり連れ出した時の写真です。

目を開けて、ばっちりレンズを見つめる写真もありました。そんな写真よりも、この写真が一番、身近に感じれる瞬間をきりとった写真だと思っています。

この写真、むちゃくちゃいい写真でしょ、
だって僕が撮った雄祐くんだから。

高橋雄祐との出会い

彼と出会ったのは、ちょうど1年前の今頃。
Twitterでとある映画の宣伝ツイートを発見、その映画のキャストに彼が居ました。

なんの映画かすら覚えてないけど、その作品を未だに見れてないことは確か。ごめん、、笑

彼に引き込まれていた僕は、急いで「俳優 高橋雄祐」を検索。すぐに出てきた。ネットに上がってる「高橋雄祐」を1ページ、2ページ、3ページ。不動産関係の男性が急に出てきたので、ホームボタンを押しました。

知人の紹介で連絡を取ることができ「よければ、写真撮らせて貰えますか…!」

当時、趣味程度に写真を撮り続けていたので、急いでポートフォリオみたいなの作って一緒に送りました。いま思いかえせば無茶苦茶必死だったな(笑)

約束の日を迎え、初顔合わせ。

彼のポートレートを撮り終え、帰りの電車で思い返しました。

「無茶苦茶いい人やん、。(えっ?) うん、やっぱ無茶苦茶いい人やったな」

この日以降僕達は、いまでも時々合っています。

同じ作品で共演していたとして、プライベートでもよく会う友達は正直数えれるほどしかいないから、僕にとっては無茶苦茶貴重な存在です(笑)。

そして、今年に入ってすぐの頃、僕の家のリビングテーブルと椅子を彼に預けました。

理由は、僕が新しいソファーを迎え入れたいも部屋が劇的に狭くなるから。「じゃあもう捨てなよ」とゆう意見も一理あるが、そのテーブルと椅子は手放したくない。「じゃあ引っ越しなよ」引っ越すお金がありません。

周りから投げられたボールを僕は全て場外ホームランで打ち返しました。

結果として「このテーブルと椅子を無期限で借りてくれませんか?」と。優しい雄祐君は図々しいお願いを受け入れてくれました。

写真家 柴崎まどかさんに出会って

yuseiの写真

これはその椅子に座ってる雄祐君の写真。

この写真、かなりレアです。

なんていったって、写ってるのは写真家の柴崎まどかさん。普段カメラを構えてひとにカメラを向けると、「私は(俺は)いいよ、撮らないで!」と8割型断られます。

このコラムを書くことになって直ぐに、そうゆう人たちを撮りたい。

柴崎さんと出会ったのは、僕がまだ現役高校生だった時。SNSで柴崎さんの撮る写真を見て、「僕もこの人に写真を撮って欲しい」そう思い、柴崎さんも出展されていた展示会を目掛け、直接会いに行った日のことを覚えています。

僕にとって、「モデル」とゆう夢を現実にするべく初めの一歩に、手を貸してくれたのが柴崎さんでした。

今では馴れ馴れしく「まどまど」「ちゃんまど」「柴崎氏」「柴崎さん」と使い分け呼んでます。(最後の二つは、少しよそ行きで頼み事をしたり、謝る時、胡麻をする時に言ってます笑)

高校3年生を目前に中退した僕は、すぐに原宿のセレクトショップで週4前後でバイトをしながら、目立つ行動はとらず、ただただ、洋服を売っていました。

芸能、モデル事務所のオーディションも書類審査で落選する日々。唯一書類が通った一社、面接にいったら5分で帰らされました。

当時のご対応くださった大人の方には「個性が無い」と、5分で帰らされました。当時はなんだかんだ20社ほど受けてましたね。(根気はある笑)

それでもやっぱり根の思考はネガティブで、柴崎さんに悩みだったり、不満を垂らしてました。ただそれだけで、成果を上げることが出来ず、時間はあっとゆうまに進み、なんだかんだで3年が経ち。遂にはモデルを諦めることを選択しました。

この決断を後押ししてくれたのもまた、柴崎さんでした。

「これだけ時間経っても、なんも無いんならもう何もないわ」と投げやりの自分と、「この3年、確かに地道なものの、よく聞く言葉かもしれんけど、本当に沢山の人に支えられてきた。支えがあってこそ、どうにかここまで来た。ここで辞めたら恩を仇で返すんじゃないのかな。もう少し、あと半年、あと一年」と。

極端な葛藤の末、今の自分にしてくれたのは柴崎さんが背中を押してくれたからでした。

それ以降メンタルの整理がつき、一つ一つの階段をゆっくりでも着実に。

役者としても、モデルとしても、今では両方とも楽しくて楽しくて仕方ないです。

だから、柴崎さんには逐一報告してます。僕にとっては、先生みたいで、家族みたいな人だから。

つい最近はとあるメーカーのwebCMに出演したのですが、柴崎さんと、柴崎さんの妹夫婦が、わざわざyoutubeをテレビに繋いでみんなで見てくれて、大画面に映る僕の演技を真似た動画を送ってくれました笑

全然まだまだだけど、親孝行が出来たような。そんな気持ちになれました。

これからも宜しくね、まどまど。

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