吉祥寺の神社仏閣

吉祥寺のパワースポット『四軒寺』を解説!|吉祥寺時間

吉祥寺解説員
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「地元のお店を再発見」をテーマにしたフリーマガジン『吉祥寺時間』です。この記事では吉祥寺のパワースポット『四軒寺』をご紹介します。

あなたは、吉祥寺の四軒寺(しけんでら)と総称されているお寺をご存じですか?

吉祥寺には多くのお寺が存在していますが、その中の安養寺・月窓寺・光専寺・蓮乗寺四軒寺と呼ばれています。

今回は、吉祥寺にあるパワースポットと呼ばれている、その4軒のすべてのお寺を月窓寺→安養寺→光専寺→蓮乗寺の順番に巡ってみます。

JR吉祥寺駅の北口を降りると、目の前にサンロードという商店街が見えてきます。

入り口の上には大きなイラストがあるので、わかりやすいでしょう。

サンロードは300m続く商店街で、左右にいろいろなお店が並んでいます。

入ってすぐ右側に「吉祥寺まち案内所」があります。ここでパンフレットを入手すると非常に便利ですよ。

吉祥寺のパワースポット「月窓寺

広い敷地の月窓寺。サンロード商店街やハモニカ横丁の地主でもある

月窓寺の創建は、万治2年(1659)で、吉祥寺村の開村とともに行われました。

ご本尊は「釈迦牟尼佛像」で、宗派は「曹洞宗系単立」となっており、白色の門がとても印象的です。

月窓寺の白い山門

今回紹介する、四軒寺の中で一番の敷地面積です。

 

月窓寺は、境内にある三蔵法師像が有名です。

ほうきを持った小さなお地蔵さんも可愛らしくて癒されますよ。

月窓寺が所蔵している観音堂に安置されている、元禄年間(1688~1704)に作られた「白衣観音坐像」は、市の有形文化財に指定されています。

この白衣観音坐像は、毎年8月初旬に御開帳されています。

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4月初旬には、「はなまつり」という、お釈迦様の誕生日を盛大にお祝いする行事も行われます。

8月初旬には、白衣観音御開帳とともに、「盆踊り」も行われています。

10月には、能楽師を招き「薪能」という行事も行われます。

すべての行事では、たくさんの人で賑わいますので、訪れる際にはご注意くださいね。

 

月窓寺には、お寺のこと以外でも話題になっていることがあります。

あの吉祥寺のサンロード商店街やハモニカ横丁などの地主が月窓寺なのです。

帰る際は山門がサンロード商店街と接しているため、ここから出るといいでしょう。

吉祥寺のパワースポット「安養寺

歴史の重厚さを感じさせる安養寺の朱い山門

サンロード突き当りの信号で五日市街道を渡って左折すると、武蔵野八幡宮の手前に安養寺があります。

安養寺の創建は、江戸時代の寛永元年(1624)で、ご本尊は「不動明王像」で、宗派は「真言宗豊山派」です。

朱い山門が、歴史のあるお寺の重厚さを感じさせます。

安養寺の門前には、「六体のお地蔵様」が並んでいるので目印にしてください。

中に入ると、石像や七福神で有名な「布袋尊」が祀られており、布袋尊を参拝すると、「笑門来福」が訪れると言われています。

 

境内には、石塔「南無大師遍照金剛」と、その左側には「聖地蔵」、右側には「除暗鬼」が建っています。

そして、「除暗鬼」の後ろには、「修行大師」も建っています。

安養寺が所蔵している、寛文五年に門前に建てられた甲辛供養塔と、安永2年(1773)に奉納された梵鐘は、ともに市の有形民俗文化財に指定されています。

安養寺は、「多摩八十八ヶ所霊場1番」であり、毎年春から夏にかけてたくさんの巡礼者が訪れています。

例年大晦日にも、大勢の人で混雑しますので、安養寺を訪れる際はご注意ください。

吉祥寺のパワースポット「光専寺

都会の喧騒さを忘れさせてくれる光専寺

安養寺の向かいが光専寺です。

光専寺の創建は、江戸時代の享保の頃で、ご本尊は「阿弥陀如来像」で、宗派は「浄土宗」です。

光専寺の門前の少し手前には、浄土宗光専寺と書かれた立派な石碑が建っていて歴史のある雰囲気を醸し出しています。

光専寺というと、「箪笥地蔵(たんすじぞう)」が有名です。

その昔、疫病が流行した際に、住職が疫病で亡くなった子供たちの供養と、病気が治った子供たちの延命を祈願して、箪笥を改造した厨子にお地蔵さまを納め、巡礼したと伝えられています。

 

境内には、季節になると綺麗な紫陽花が咲き、「凩や土に極める巌の影」と書かれた句碑があります。

本堂の左手には、様々な大きさのお地蔵さまが並んでおり、その中でもひときわ目立っているのが、頭の上に小さな馬を乗せている「馬頭観音菩薩」です。

本堂の他には、地蔵堂や客殿が建っています。

境内には木や花の自然があり、都会の喧騒を忘れさせてくれるような静かな空間になっています。

吉祥寺のパワースポット「蓮乗寺

立派で美しいお堂の蓮乗寺

光専寺を出て、左手の八幡宮前で左折すると、蓮常寺があります。

四軒寺の最後のお寺となる、蓮乗寺の創建は、寛文2年(1662)頃と言われています。

ご本尊は「釈迦牟尼佛像」で、厄年の男性女性の守り本尊として有名で「厄除日蓮」と呼ばれています。宗派は「日蓮宗」。

先に紹介したお寺の山門が白や朱色の目立つ色だったこともあり、蓮乗寺の山門は、昔ながらの一見、地味な作りに見えますが、本堂は、2010年以降に改修されたそうで、立派な美しいお堂です。

その本堂の前の左側には、左手に経文の巻物を持っている、日蓮上人の像が安置されています。

 

本堂の向拝には、手のこんだ素晴らしい鳳凰の懸魚の彫刻が彫られています。

ご本尊は、天保四年(1833)に、松井家の孫娘から寄贈されました。

孫娘が、御殿奉公に出ていたときに、当時のお殿様が大病を患っていたので、孫娘は日蓮さんに祈ると、お殿様の大病が治ったそうです。

病気が治ったお礼として、日蓮上人の像を彫らせて、蓮乗寺に寄贈したという経緯があります。

吉祥寺通りに面しているため、帰りは吉祥寺通りを通って帰るのがいいでしょう。

まとめ

今回は、吉祥寺の駅から徒歩で行ける、通称・四軒寺と呼ばれている、安養寺・月窓寺・光専寺・蓮乗寺のパワースポットの歴史やアクセスなどを紹介しました。

商店街や大通りの側なのに、一歩境内に足を踏み入れると、都会の喧騒を忘れさせてくれるような、自然豊かで静かな趣のあるお寺ばかりです。

すべて歴史のあるお寺で、有形文化財が多数所蔵されていて、七福神なども祀られている一度は訪れておきたい場所ばかり紹介しました。

 

季節ごとに行事などもあり、楽しめそうなところも魅力の一つですね。

この4つのお寺は、吉祥寺村が誕生したのと同時に移転や、開村のために創建されました。

吉祥寺通りと女子大通りの交差点は四軒寺という名前が付けられています。

安養寺・月窓寺・光専寺・蓮乗寺の4つのお寺は、あの有名な武蔵野八幡宮近くに集まっているお寺です。

1日ですべてのお寺を訪問することも可能なので、吉祥寺を訪れた際はぜひ巡ってみてください。もちろん、ゆっくりと別日に、一つ一つのお寺を訪問するのもいいでしょう。

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