2022年9月2日(金)、古着屋さんが多く、人気の吉祥寺に無人の古着屋さんSELFURUGI(セルフルギ)がオープン。
SDGs、サステナブルファッションを目指し、SNSなどで話題の古着屋さんが吉祥寺に3号店目としてやってきました。
吉祥寺には、数多くの古着屋さんがあり、古着好きな方の多くは、吉祥寺での古着屋さん巡りを楽しんだことがある方もいると思います。
無人の古着屋さんというインパクトのあるワード。
どんな古着屋さんなのか、早速行ってみたので、その魅力を紹介していきます。
無人古着屋さんSELFURUGI(セルフルギ)について
3つのやさしさ
セルフルギでは、3つのやさしさを理念にお店を運営されています。
- 身近な人への”やさしさ”
- お財布への”やさしさ”
- 環境への”やさしさ”
セルフルギの店舗を構える地域に合った古着を取り揃え、その地域の人が身近で利用しやすく、家族で楽しむことができる店舗づくりを目指しているようです。
無人店舗ではあるけれど、人と人との繋がりを大切にしています。
それは、店舗に設置されたコミュニケーションボードやInstagramなどから新しい古着屋さんの形を汲み取ることができます。
無人店舗だからこそ実現できる、コスト削減。
そのコスト削減が、高品質なブランド古着を悩まずに購入できる価格設定の実現に繋がっています。
最近、注目の集まっているアパレル業界の「サステナブルファッション」「衣服の廃棄ゼロ社会」
ファッションを楽しむ人と環境の明るい未来に向けて様々な解決策で工夫を行っていくことを目指している古着屋さんです。
コンセプトは衣服廃棄0社会
セルフルギでは、環境へのやさしさをビジョンの1つに掲げています。
衣服の廃棄ゼロ社会とサステブルファッションの実現を目指し、認定NPOブリッジエーシアジャパン(BAJ)と連携。
在庫を売り切ることができず、抱えてしまった場合は、BAJが運営する古着リサイクルプログラムフルクルを通じて、在庫を寄付するといるサイクルを確立しています。
フルクルについて少し紹介すると、2011年2月から開始したサービスで、フルクルによって集まった古着はリサイクル業者に買い取ってもらい、その収益でミャンマー、ベトナムでの支援活動にあてられています。
以前よりも古着ファッションが一般的になり、店舗だけでなくオンラインでも広がっていますね。
古着=サステナブルというイメージはあると思いますが、さらにそこから堀下げ、衣服の廃棄0を目指しているセルフルギ。
これからますます注目を集めていきそうですね。
非対面、非接触
コロナ禍の2021年に池袋にオープンし、2022年10月には熊本県にフランチャイズ第1号店をオープン予定。
オープン時期からも分かるように、セルフルギはコロナ禍における非対面・非接触の高まりを背景に誕生。
洋服を買いたいけれど、対面が気になる。
それでも、服選びは実際に手に取って、サイズや素材を確かめたい。
という2つの相反する思いも実現されている古着屋さん。
商品のタグで価格を確認し、セルフレジや料金箱にて清算。
電子マネーなどの決済により完全非対面が実現されています。
SELFURUGI(セルフルギ)吉祥寺へ行ってみた!
吉祥寺初のセルフルギ。
無人古着屋さんとはどんなお店なのか、気になったので早速、行ってみました。
アクセス
吉祥寺駅公園口から徒歩5分。
井の頭公園へ向かう通りの七井橋通り沿いにあります。
吉祥寺で一番多くの古着屋さんが立ち並ぶ通り。
おしゃれで魅力的なお店が並ぶ中、セルフルギの黄色い看板が目印です。
店内は本当に無人だった
無人古着屋さんは、本当に無人店舗でした。
セルフルギ吉祥寺店は、そんなに広くはないですが、両サイドにずらりと古着のラック。
店内奥に、無人のレジが1台あるだけといるとてもシンプル。
Tシャツ、ポロシャツなどカジュアルめなアイテムが多い印象でしたが、思っていた以上に数が多く並んでいました。
店内入口には、これからの季節に活躍するロングTシャツ。
色ごとになっているので、選びやすい工夫がされています。
店内入って、向かって右側はメンズアイテム、奥にはレディースアイテムが揃っています。
Tシャツは、ロゴやイラストがインパクトのあるもの、個性を出すアイテムの1つ。
古着屋さんだからこそ、出会うことができる1点ものが揃っています。
セルフルギは、全てのアイテムがハンガーに掛けられて販売がされているので、一目でどんなデザインなのか、サイズ感も分かりやすく選びやすい。
レディースアイテムは、ワンピースなど古着ファッション初心者の方でも取り入れやすいアイテムが並んでいました。
価格は、他の古着屋さんに比べてもリーズナブル。
500円~3,000円台が多く、おしゃれを楽しみたい方に嬉しい価格設定ですね。
取り扱いのブランドは、ラコステ、THENORTHFACE、TOMMY、Champion、モンベル、バーバリーなど古着屋さんでも人気のブランド古着が並んでいます。
コミュニケーションボードの設置
セルフルギでは、来店したお客さんが自由に口コミを書くことができるコミュニケーションボードの設置があります。
オープンして間もない吉祥寺店でも、コミュニケーションボードに多くのメッセージが貼られていました。
- 安く、古着が購入できる
- 自分のペースで買い物ができる
- 3,000円で革ジャンをゲットした!
- 満足!
来店の感想、買ったものや要望など様々なこと貼っていくことで、コミュニケーションを取ることができます。
店員さんがいないからこその新しい接客の形ですね。
このコミュニケーションボードでキッズ服を置いて欲しいという要望があり、キッズ服の販売を始めた店舗もあるようです。
お会計方法
無人古着屋さんのお会計方法を説明します。
まず、購入する好みの服を選びます。
店内奥にあるセルフレジのバーコードに洋服についているバーコードをかざします。
お会計後、ハンガーは返却ボックスに返却し、お会計は終了。
レジ近くには、防犯カメラの設置、持ち帰り用の紙袋も置いてあります。
バーコードの読みこみは1点ずつ行うように注意事項の記載がありました。
また、返品は行っていないので、購入前に状態の確認を忘れないようにしてくださいね。
現在は、現金のみの対応ですが、今後支払い方法の拡充が予定されているようです。
まとめ
古着で人気の街、吉祥寺に新しくオープンした無人古着屋さんセルフルギ。
無人という新しい形で、最新の店舗は、思っていた以上に親しみやすく、買い物もしやすいのが魅力的。
商品数、価格も手に取りやすく、これからの商品展開にも期待していきたいと思いました。
また、夕方から夜の七井橋通りは落ち着いていて、古着屋さん巡りにぴったり。
外までずらりと古着が展開しているお店も多く、これから秋服探しをする予定の方、吉祥寺の古着屋さんが気になっている方、おしゃれな街吉祥寺で古着屋さん巡りを楽しんでほしいと思います。
その際は、ぜひ無人古着屋さんセルフルギもチェックしてみてくださいね。
住所 | 武蔵野市吉祥寺南町1-17-1 |
営業時間 | 11:30〜20:00 |
https://www.instagram.com/selfurugi/ | |
HP | https://avendgk.com/selfurugi |