3月13日、東京で桜開花宣言がされ、今年は3年ぶりに各地でお花見が解禁されました。
井の頭公園でもお花見宴会の様子を見ることができ、久々の春の風物詩に懐かしい思いをしている方も多いのではないでしょうか。
お花見以外にも、全国各地でお祭りの規模がコロナ前に戻るなど、いよいよwithコロナの生活が本格的に始まったと言えます。
今年は外に出て、四季を感じたいですね。
この記事では、毎年行われている武蔵野桜まつりと、武蔵野市の桜の名所・お花見情報について紹介します。
武蔵野桜まつりとは?
武蔵野桜まつりは、1993年に始まった武蔵野市主催のイベントです。
この年は、武蔵野市を含む多摩地域が神奈川県から東京都に移管されてちょうど100年目。
当時、住民の出入りが激しい武蔵野市で、「ふるさと意識」を定着させるために、「武蔵野の自然や文化性を生かした心に残る事業を」という思いが込められたイベントだそうです。
武蔵野桜まつりはどんなイベント?
今年の桜まつりは、昨年に引き続き新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ屋外イベントは行わず、ウェブ開催として実施します。
公式ページ上で武蔵野市の桜にまつわる様々なコンテンツが展開されています。
武蔵野市各社の桜ムービー
井の頭公園をはじめ、各所の開花の様子を見ることができます。お花見気分が楽しめる動画集です。
市内の小中学生が描く桜イラストの応募作品
「桜、春、ふるさと、祭り」などをイメージさせる55作品の中から、厳正に選ばれた9つの入賞作品を見ることができます。
市内の物産商品紹介
武蔵野市を代表するお土産「むさしのプレミアム」、飲食業と農業の事業連携により、新たなコラボ商品や事業の開発をしている「CO+LAB MUSASHINO」、武蔵野市へのふるさと納税の返礼品が一挙に紹介されています。
また、今年は市内回遊イベントもあります!
市内回遊イベント ナゾトキクエストとは?
今年の市内回遊イベントは、謎解きです。
謎解きとは、専門的な知識を使わず、ひらめきで問題を解くゲームです。
吉祥寺にも謎解きができる施設がありますが、老若男女に人気コンテンツですね。
ナゾトキクエストは武蔵野市の街が舞台となって、謎解きと街歩きがセットで楽しめるイベントとなっており、無料で、謎解きが初めての人でも楽しめる難易度のため、友達や親子、カップルで楽しむことができそうです。
イベント概要
■開催期間:2023年3月17日(金) ~ 2023年5月7日(日)
■開催場所:東京都武蔵野市内
■参加費:無料
■対象:小学生~大人の方まで
■探索可能時間:9:00~17:00
■所要想定時間:1時間半~
■ゲーム参加に必要な物:参加冊子、筆記用具
■参加冊子設置場所:
①武蔵野市役所
東京都武蔵野市緑町2丁目2−28
開庁時間:8:30~17:00 休庁日:土日祝
②一般社団法人 武蔵野市観光機構
東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目10−7
受付時間:9:00~17:00 定休日:なし
※その他、武蔵野市内書店などでも参加冊子配布予定
ストーリー
武蔵野市内にあるヒントを集めて『桜まつり』への招待状に書かれた謎を解き明かすというストーリーです。
“豊かな自然を有する武蔵野の地では、毎年桜の季節になると『桜まつり』というイベントが開催されます。今年もまもなく『桜まつり』の季節を迎える頃、あなたはどこからか舞い落ちてきたふしぎな手紙を拾います。
「これは桜まつりへの招待状?
“あなたのお越しをヒミツの会場でお待ちしています” ?」
どうやらその手紙は招待状のようでした。しかし、ヒミツの会場に行くには合言葉が必要だそうです。合言葉はこの手紙の暗号を解かないとわからないみたいだな、と思いつつ興味を持ったあなたは『桜まつり』の招待状のナゾに挑戦してみることにしました。※このストーリーはフィクションです。“
面白そうですよね。
クリアした人には、オリジナルの記念品があるようですよ♪
そもそも、なぜ「桜」まつりなの?
武蔵野市の市花は、ハギやツツジです。
なぜ桜まつりのモチーフは「桜」なのでしょうか?
じつは、武蔵野市には桜の名所が点在しているのです。
まず、井の頭恩賜公園は環境庁や林野庁が後援する公益財団法人日本さくらの会が認定する「日本さくら名所100選」に選ばれています。
他にも、武蔵野にはたくさんの桜の名所があるので、最新のお花見情報とともにご紹介します。
武蔵野が誇る桜の名所①武蔵野陸上競技場
陸上競技場のグラウンドを囲むように桜が楽しめるのが、武蔵野陸上競技場です。
今年は、芝生席(北側~聖火台手前)がお花見したい人向けに無料開放されます。
【期間】令和5年3月18日(土)~4月9日(日)
※ 3月26日(日)・4月8日(土)は陸上競技場の大会使用のため、お花見開放は中止
【時間】9:00~17:00
・出入りは陸上競技場北門から
・トラック、ジョギングコース、フィールド、聖火台付近への立ち入りはできません
・アルコール類の持ち込みはできません
・ごみは各自持ち帰りましょう
・ペットを連れての入場は禁止です
武蔵野が誇る桜の名所②武蔵野中央公園
武蔵野市八幡町に広がる芝生が主体の都立公園です。
中央公園も桜の名所ですが、今年はお花見の利用はできません。
武蔵野が誇る桜の名所③玉川上水緑道
玉川上水道は、玉川上水に沿って造られた緑道です。
杉並区の浅間橋から福生市の平和橋までの約24kmに渡っています。
桜があるのは、武蔵野市関前1丁目の「桜橋」。
三鷹駅に続く桜並木は圧巻です。
武蔵野が誇る桜の名所④小金井公園
武蔵野の桜の名所といえば、小金井公園も外せません。
所在は小金井市で(一部武蔵野市桜堤に駐車場あり)、JR武蔵小金井駅が最寄りです。
今年はお花見が解禁されており、約50種類、約1400本の桜を見ることができます。
また、例年園内で行われる「小金井桜まつり」も開催予定です。(3月25日・26日)
まとめ
武蔵野桜まつり、武蔵野周辺の桜の名所とお花見情報をお届けしました。
桜まつりは今年もウェブ開催ですが、街歩きも謎解きも楽しめるイベントも開催しています。
武蔵野市周辺には桜の名所がたくさんあるので、短期間で散ってしまう儚い桜を楽しんでください。