「どんなお店の情報が知りたいですか?」とうかがった時の回答で多いのは、女性の場合は「お洒落なカフェ」ですが、男性の場合は「ラーメン」と「カレー」が常に上位に来ます。
そんな人気の「ラーメン」についての情報調査、その第1回目として「サンロード」の美味しいラーメン屋さんを探してみました。
らーめん さくらい
「吉祥寺」駅から「サンロード商店街」に入り、少し歩いた左側の「シュープラザ」が入ったビルの地下、とんかつ屋や蕎麦屋などが並ぶ地下飲食店街の一角にある「らーめん さくらい」。
1971年(昭和46)年に創業され、地元の方に50年近く愛され続けている老舗の街中華です。
昭和ロマンの空気が漂う店内はどこか懐かしくほっとする空間で、昔懐かしい中華メニューが豊富で、どれにしようか迷ってしまいますが、なかでも「タンメン」の人気が高いようです。
引用:らーめん さくらい
■主なメニュー(2020年10月現在)
・醤油ラーメン:620円
・味噌ラーメン:830円
・もやしラーメン:830円
・タンメン:830円
・ワンタンメン:830円
・辛々ラーメン:930円
住所 | 武蔵野市吉祥寺本町1-9-10 ファミリープラザビルB1F |
交通アクセス | 「吉祥寺」駅から徒歩約2分 |
電話番号 | 0422-22-8696 |
営業時間 | 11:00~20:30 |
休業日 | 1月、4月、6月、9月、11月 第3水曜日 |
一蘭 吉祥寺店
引用:一蘭
「サンロード商店街」にある天然とんこつラーメン専門店「一蘭」は、福岡県福岡市に本社を置く「とんこつラーメン」の老舗のチェーン店。
「一蘭」では、メニューを多様化せず「天然とんこつラーメン」一本に絞り込んでいて、40人以上もの専属職人が研究と情熱の全てをとんこつラーメンに注ぎ、日夜研究し続けているそうです。
唐辛子をベースに30数種類の材料を調合して熟成させた「赤い秘伝のたれ」発祥のお店でもあり、スープを作るためだけにいる職人が丁寧にアクを取りながら仕上げていくスープは、濃厚なのに一切臭みがなく、女性も一人で入りやすいと賑わっています。
専用の「オーダー用紙」で、「味の濃さ」「こってり度」「ニンニクの量」「ネギの種類」や「麺の固さ」などを選べる、一人一人の好みに合わせた「オーダーメイド」のラーメンがいただける店としても有名です。
引用:一蘭
■主なメニュー(2020年6月現在)
・ラーメン:930円
・替玉:210円
・半替玉:150円
・追加チャーシュー(4枚):250円
・たまご:130円
・のり:120円
・オスカランの酸味:120円
住所 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-9-8 アソルティ吉祥寺本町 B2F |
交通アクセス | 「吉祥寺」駅から徒歩約2分 |
電話番号 | 0422-20-2118 |
営業時間 | 24時間営業 |
休業日 | 年中無休 |
ホープ軒本舗 吉祥寺店
シュープラザビルの少し先の右側の路地をのぞきこむと、赤色の文字で『ホープ軒本舗』と書かれた黄色い暖簾が見えます。
「ホープ軒本舗 吉祥寺店」は、戦前の1935年頃(昭和10年頃)に創業された、「背脂豚骨醤油ラーメン(東京の背脂チャッチャ系ラーメン)の元祖といわれているラーメン店です。
じっくり丹念に炊いた豚骨や野菜から抽出されるスープは、濃厚ながらも口当たりはほんのり甘く、まろやかで、旨みたっぷりで自家製縮れ麺によく絡みます。
創業者が屋台を引いていた時に、自らが屋台を引く一方でラーメン店をやりたい人に屋台を貸したので、都内に『ホープ軒』を掲げた屋台が一気に増加。
その貸し屋台から店舗を構えるようになった中には、千駄ヶ谷にある「ホープ軒」や、環七ラーメン戦争を牽引した「土佐っ子」、恵比寿で一大旋風を巻き起こした「香月」などがあるそうです。
引用:ホープ軒本舗
■メニュー(公式サイト掲載情報)
・中華そば:700円
・チャーシュー麺: 950円
・味付け玉子:80円
・ゆで玉子、生玉子:各50円
・ニンニク:(S)80円、(W)160円
・もやし増量:100円
・のり増量:80円
・ねぎ:150円
・メンマ:150円
■お好みの味、茹で加減などもオーダーいただけます。
・油の量:多め・少なめ
・味の濃さ:濃いめ・薄め
・麺のかたさ:固め・柔らかめ
・半麺:麺の量を半分にします
・麺少なめ:麺の量を3/4にします
住所 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-14-12 |
交通アクセス | 「吉祥寺」駅から徒歩約3分 |
電話番号 | 0422-20-0530 |
営業時間 | 11:00~24:00 |
休業日 | 無休(夏季休業、年末年始休業あり) |
九州ラーメン 祥
「サンロード商店街」を進んで「本町新道」を渡る手前の右側には、本場のとんこつスープを再現した「九州ラーメン 祥」があります。
この「祥」という店名は、吉祥寺の中心地になるよう『吉祥寺』の中央の字『祥』から取ったそうです。
とろっとしているがあっさりとした豚骨スープと極細麺の博多ラーメンを主軸に、塩ラーメンやつけ麺も出していて、看板料理の「祥らーめん」は、本場博多にも何度も足を運び、師匠と共に作り上げたオリジナルのラーメンとのこと。
ラーメンの上には、普通のチャーシューと角切りのチャーシューの二種類が載っているのが魅力の一つで、朝の4時まで営業しているので、仕事帰りの遅い方や二次会にもおすすめのお店です。
引用:九州ラーメン 祥
■主なメニュー(2020年6月現在)
・祥らーめん690円
・金祥らーめん:920年
・特金祥らーめん:980円
・超ねぎ祥らーめん:990円
・辛祥らーめん:900円
・特辛祥らーめん:980円
住所 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-13-1 |
交通アクセス | 「吉祥寺」駅から徒歩約4分 |
電話番号 | 0422-27-2581 |
営業時間 | 10:30~翌日4:00 |
休業日 | 無休 |
吉祥寺 聘珍樓
本町新道を渡って最初の右側の路地を入ったところには、横浜の中華街でも老舗中華料理店として有名な「聘珍楼」の吉祥寺店があります。
「聘珍楼」は、明治時代に華僑が横浜の中華街に開業した中国料理店で、日本に現存する最古の中国料理店として、都内各所や小倉、大阪に支店を開いて営業しています。
「吉祥寺 聘珍樓」には様々なタイプの個室が13部屋あるので、家族とのアットホームな食事や接待、商談などにも利用できる本格的な高級中華料理店ですが、単品の麺メニューもあるので、たまには「美味しい高級ラーメン」を味わってみるのもいかがですか。
引用:吉祥寺 聘珍樓
■主な「麺類」メニュー(公式サイト掲載情報)
・サンマー麺(豚細切りともやし入りつゆ麺):1,100円
・細切りチャーシューとネギ入りつゆ麺:1,400円
・ワンタン入りつゆ麺:1,550円
・チャーシュー入りつゆ麺:1,700円
・色々野菜のXO醤つゆ麺:1,700円
住所 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-13-6 新古谷ビル |
交通アクセス | 「吉祥寺」駅から徒歩約5分 |
電話番号 | 050-5457-1151 |
営業時間 | 【平日】11:00~15:00/17:00~22:00 【土・日・祝】 11:00~22:00 |
休業日 |
まとめ
本場九州の豚骨ラーメンや東京「背脂チャッチャ系ラーメン」の元祖、創業50年の街中華から本格中華料理店まで、「サンロード」に絞って調べただけで、こんなに多種多彩な「ラーメン」が作られていました。
吉祥寺の他の通りや商店街の「ラーメン」も、これからドンドン調査していきますので、「この通りのラーメン屋が気になる」とか、「この店を取材して欲しい」などのご要望があれば、ぜひお知らせください。