8月に入り夏本番に入り、連日暑い日が続いています。
暑い夏に食べたいスイーツと言えば、かき氷ではないでしょうか。
吉祥寺にもかき氷の専門店はたくさんありますが、今回はその中で、チョコレート専門店プレスキルショコラトリーのかき氷を紹介します。
プレスキルショコラトリーとは
上質な素材から生み出される唯一無二のショコラを提供するチョコレート専門店です。
カカオは品種、土壌に加えて、栽培、発酵、乾燥、焙煎、摩砕、成型まで様々な工程と時間をかけて1枚1枚のショコラへと姿を変えます。
これらの工程の中で様々な香り、渋み、苦味、酸味が生まれ、カカオ農園の職人が丁寧に作りあげるカカオをその魅力を余すことなく最高のショコラで表現するショコラ専門店です。
山梨・勝沼町にある、現存する日本最古のワイナリー「まるき葡萄酒」プロデュースによって、2016年にオープンしたショコラトリー。
吉祥寺本店と大阪淀屋橋はレストランと併設してお店を構えています。
またオンラインストアで人気のショコラや焼き菓子を購入することもできます。
シェフ・ショコラティエ 小抜和博
ショコラに名店 マ・プリエールにてセカンドを務め、その後フランス人シェフ、ステファン・ヴューに師事、ザ・リッツカールトン東京を経て、プレスキルショコラトリーのシェフ・ショコラティエに就任しました。
数々のショコラのアワードを受賞し、昨年2020年日経プラス1全国フォンダンショコラランキング1位を取るなど注目のショコラティエです。
小抜シェフのインスタグラムには、美しいスイーツとそのスイーツの魅力が日々投稿されています。
https://www.instagram.com/tomohiro3506/
プレスキルショコラトリー本店
本店があるのは、ここ吉祥寺です。
吉祥寺駅北口から徒歩10分くらいの五日市街道沿い、武蔵野八幡宮近くにあります。
駅周辺よりも落ち着いたエリアで、武蔵野の緑を感じられるところにある外観もおしゃれなお店です。
お店の前にベンチと小さめのカウンター席、店内に2名掛けのテーブル席があります。
店内に入ると宝石のような、芸術的なケーキやチョコレート、奥には焼き菓子が並んでいます。
奥に厨房があり、チョコレートの幸せな香りが店内に広がっています。
プレスキルショコラトリーのかき氷
ここで、今回紹介したいプレスキルショコラトリーのかき氷をご紹介します。
プレスキルショコラトリーの夏のスイーツとして、かき氷4種類とジェラート3種類が販売されています。
チョコレート専門店の鮮度やくちどけにこだわったかき氷、カカオの香りと苦みを冷たいデザートに合わせて適した配合を導き出したジェラートを味わうことができます。
グラニテ・ショコラ
グラニテ・ショコラ=かき氷は4種のフレーバーがあります。
ちなみに、グラニテとはフランス語でざらざらした、ごつごつしたという意味があり、フランス料理のコースにおいて提供されるシャーベット状の氷菓子です。
4種のフレーバーは
- ショコラ×ライチローズ
- ショコラ×マンゴーパッション
- ショコラ×カカオ
- ショコラ×アーモンドミルク
ビターチョコレートをマイナス20℃で凍らせたものを使用していて、かき氷なのに濃厚な味わいが楽しめるかき氷です。
かき氷は全種類1,000円。
カカオ豆からつくるこだわりが詰まったショコラティエのかき氷として人気もあり、TV番組でも芸能人が紹介したこともあります。
今回、実際にグラニテ・ショコラ ショコラ×アーモンドをいただいたので、そのおいしさをご紹介します。
芸術作品のようなかき氷
4種ある中から、ショコラ×アーモンドミルクのかき氷を注文しました。
注文すると店員さんが厨房のショコラティエにオーダーをかけ、お会計後5分くらいで提供されます。
お支払いは、クレジットカードやバーコード決済といった支払いは不可能で現金のみの決済となっています。
店内は2名掛けのテーブル席が1つあり、新型コロナウイルス対策として滞在時間は20分程度となっています。
外にテラス席もあるので、外の空気を感じながら、いただくこともできます。
テイクアウトにも対応していますが、ビジュアルも含めて楽しみたかったので、店内でいただくことにしました。
奥の厨房から高めのワイングラスに盛り付けられたかき氷が丁寧に運ばれてきます。
ふわふわのかき氷によくあるドーム型の形ではなく、薄いショコラを残しつつ、繊細に削られたショコラ氷が山型になっています。
かき氷のサイドにはチョコレートと相性のいい甘酸っぱいラズベリーが添えられています。
アーモンドミルクは小さなミルクピッチャーに入ったものがついてきます。
かき氷の見た目の概念を超えた、チョコレート専門店の持つ繊細な技術が表れた芸術作品のようなかき氷に思わずテンションが上がってしまいます。
ふわっと溶けるビターな食感
ビターショコラとアーモンドミルクのやさしい甘さがバランスが丁度よく、何口食べても飽きることがありません。
チョコレートがかかっているかき氷、スイーツは食べたことがあるけれど、凍ったビターチョコレートをかき氷にしたものは、かき氷の水っぽさが残ることなく最後まで濃厚なチョコレートを味わうことができます。
まずは、アーモンドミルクをかけずに、一口食べてみました。
かき氷を食べているのか、と思ってしまうほどふわっとしていて、口に入れた瞬間に溶けていきます。
チョコレートの味が落ちることなく、しっかりとチョコレート感が残っています。
アーモンドミルクを氷にかけることで、少しずつ溶けていき、アーモンドミルクの甘い、香ばしさがビターなチョコレートと良く合います。
さらに、アクセントのラズベリーの甘酸っぱさがより、ビターなチョコレートを引き立てます。
かき氷が少なくなり、スプーンが何か固いものとぶつかったかと思うと、なんと、かき氷の下に薄いチョコレートが敷いてあるのです。
その薄いチョコレートの下にアーモンドミルクが入っています。
最後の一口まで、ビターでスイートな味を楽しむことができます。
外側からみると、透明のアーモンドミルク、薄いチョコレート、かき氷の3層になっています。
他の3種類はライチローズのピンク色、マンゴーパッションの黄色、カカオの茶色が下に入っていて、味だけでなく、ショコラの色とそれぞれのフレーバーの色の組み合わせも素敵なかき氷です。
時間とともにかき氷が溶けていき、チョコレート感が薄まってしまうのではないかと思っていまいますが、プレスキルショコラトリーのかき氷は最後の一口まではじめの一口と同じ味が続く最高のかき氷と言えます。
暑い夏のご褒美スイーツにぜひおすすめしたいかき氷です。
素敵なスイーツに囲まれた店内
チョコレート専門店の醍醐味は整った形のチョコレート、キラキラとしたスイーツの数々がショーウィンドウに並び、幸せな空間で美味しいかき氷をいただくことができる魅力的なお店です。
席数が少ないので、静かな店内で、じっくりと味わうことができます。
また、外のテラス席では、駅から少し離れているので、五日市街道沿いの落ち着いた雰囲気の中で、きっと至福の時間を過ごすことができます。
まとめ
チョコレート専門店のかき氷の魅力は伝わりましたでしょうか。
かき氷なのに、これまでのかき氷との違いがたくさんあり、新しいスイーツを発見したようなそんなかき氷です。
夏本番はこれから続くので、吉祥寺に来た際はぜひ足を運び、このおいしさを実際に味わってほしいです。
見た目も味も、きっと満足するかき氷で、素敵な夏のひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
住所 | 武蔵野市吉祥寺本町2-15-18 |
Mail/TEL | info@presquile.co.jp 0422-27-2256 |
定休日 | 火曜日・水曜日 |
営業時間 | 11:00 - 19:00 |
アクセス | 吉祥寺駅北口徒歩10分 |
HP | https://presquile.co.jp/ |
https://www.instagram.com/presquile_chocolaterie/ |