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吉祥寺の隠れ家
吉祥寺には各地域に独自の運営をしているコミュニティセンター(コミセン)が多数あります。
住民ならば誰でも利用できる実はとっても開かれた施設なんです。
今回訪れたのは、吉祥寺駅の北口から数十分歩いたところにある吉祥寺東コミュニティセンター。
ここは日本画の野田九浦(のだきゅうほ)画伯が武蔵野市に寄贈した敷地に建てられたことから「九浦の家」と名付けられました。
開設以来40年を超える歴史ある施設で、画伯が愛した庭園をできるだけ残し、街並にもとけあうようにと平屋建てのコミュニティセンターとして開設されました。
武蔵野市が所有し、吉祥寺東町在住市民を中心にコミュニティ協議会を作り運営しています。
多様な事業展開があり、地域の課題に取り組んだり、自主的な教室や講座の開設のほか市民への部屋の貸与なども行っています。
様々な樹々が植えられた広い庭は古き良き武蔵野を感じられ、散策するだけでもほっと心が和みます。
和風の平屋が印象的な建物内には和室や児童室もあり、謡曲教室や囲碁教室などのつどいのほか落語やコンサートなどのイベントも開催されていて地域にマッチしたコミュニティセンターとなっているようです。
またコミュニティ通信『九浦の家だより』も発行していて、地域のみなさんにうれしい身近な生活情報が満載。
歴史ある建物と庭を散策しに、ふらっと立ち寄ってみてはいかがですか。
入り口から入ってすぐの部屋には たくさんの資料や本が
地域の歴史がわかる展示物なども
地域の活動や情報を発信 したオリジナル冊子
住所 | 武蔵野市吉祥寺東町1-12-6 |
電話番号 | 0422-21-4141 |
開館時間 | 9:30~21:30(予約受付時間:9:30~21:00 |
休館日 | 第4水曜、年末年始(12月28日~1月4日) |
問い合わせ | higasi-c@bz04.plala.or.jp |