ハモニカ横丁の朝市をご存知ですか?
2019年から定期的に開催されているハモニカ横丁のイベントです。
朝市では雑貨や野菜にスイーツまでいろいろなものが売られます。
みたらし団子や、お味噌汁とおにぎりのセット、朝限定の定食など、その時にしか味わえないものもあります。
ハモニカ横丁が初めてで近寄りがたさがあるひとも、馴染みすぎて足が伸びない地元のひとも
気軽に足を運んでくれれば、という主催者の想いから始まった朝市です。
お散歩がてら朝市に行って、ご飯を食べて帰ってくるなんていうのも楽しくていいですね。
イベントが始まった頃と日程や時間の変更がありますので、そちらも合わせてお伝えしていきます。
ハモニカ横丁の歴史
ハモニカ横丁は、戦後駅前開発のために現在の場所にできた闇市が起源となっています。
土地の所有者は月窓寺で、こちらのお寺が土地のほとんどを所有しています。
戦後からできた闇市は次第に姿を変え、現在のような商店に生まれ変わっていますが闇市の初代から続いている店もあります。
初代から子供世代、孫世代が引き継いだり、新規参入のお店が入ったりと、古いだけではなく今も新陳代謝を繰り返す場所になっています。
初代から引き継いだ想いや、新規参入の新しい風を受け入れてますます進化している場所がハモニカ横丁なのです。
そんなハモニカ横丁の新陳代謝の一貫としての朝市は2019年から始まっています。
ハモニカ横丁の朝市ができたきっかけ
2019年の1月頃から開催しているハモニカ横丁の朝市ですが、この朝市も始まったきっかけがあったそうです。
幼少期から吉祥寺で育ってハモニカ横丁の運営にかかわっている実行委員の方によると「初めて横丁に訪れるひとには、横丁に少し入りづらい雰囲気があるらしい」ということを知って、入りやすい雰囲気を作りハモニカ横丁を楽しんでもらおうと思ったのが朝市を始めるきっかけになったということです。
確かに筆者も初めてハモニカ横丁のお店に入った頃は、この吉祥寺のディープな世界にいざ出陣!!
くらいに気負って頑張って入っていたような気がします。
10年以上住んだ今では、駅前からダイヤ街に抜けるのにハモニカ横丁を通れるのですが、ついでに新しいお店をチェックしたり、天音に寄って鯛焼きを買ってとか、みんみんでビール1杯と餃子を食べてなんて気楽に楽しめる場所になっているのですが、馴染むまではよそのおうちにお邪魔するような敷居の高さを感じていました。
しかしなるほど、そんなお客さんの気持ちに気づいて、立ち寄りやすい雰囲気を作って開催しようと変革したのがハモニカ横丁の朝市なんですね。
この新しいハモニカ横丁の横顔を眺めてみたくなりましたね。
ハモニカ横丁の朝市の開催日時と場所
ハモニカ横丁の朝市は現在、毎月第2日曜日の朝8時から11時まで開催しています。
以前に実施していた曜日と時間が変わっていますので注意してくださいね。(2021年6月に実行委員会に確認。)
場所は、ハモニカ横丁の中央通りで開催されています。
実はハモニカ横丁はいくつもの商店街が連なって固まってあの横丁を作っていて、朝市が行われている中央通りはそのうちのひとつになるんですよ。
ハモニカ横丁の朝市で出店されるモノ
ではハモニカ横丁の朝市では実際にどんなお店やどんなものが売られているのでしょうか。
実際に6月に実施された出店者一覧が公式facebookに紹介されていましたのでご参考になさってください。
あくまでも参考で、この出店リストや内容は次回と同じではありませんのでご注意くださいね、
食べ物は、やきそば、おにぎり、コロッケサンド、団子、野菜、カレー、焼き菓子、パン、ジャム、紅茶やお菓子、はちみつ、コーヒーなど
他には、石鹸、アクセサリー、布アクセサリー、フラワーアレンジメント、フラワー雑貨、タイ雑貨など
また、タイ料理、モーニングもあります。
包丁研ぎなんてのもありますね、ぜひ我が家の包丁もお願いしてみたいです!
ハモニカ横丁に常駐のお店だけでなく、この朝市に合わせて出店する店舗もあるので、新しいお店の入れ替わりもあるようです。
その月ごとお店の入れ替わりも楽しみですね。
【出店者一覧】6/13現在(以下 順不同 敬称略)
★は新規出店です。出店者のご都合により変更になる場合もあります。
■食べ物
・AK.LABO(焼き菓子)
・Video Information Center
(てっちゃん焼きそば・おにぎり・コロッケサンド、だんご、野菜、カレー)
・菓子工房 なつの(焼き菓子)
・そらカフェ(パン)
・Miジャム(季節のジャム)
・SATO’S TEA(紅茶、お菓子)
・DIXON(スリランカのカレーと雑貨)
・JVC_TOKYO
(ベトナムのレモングリーンチリソース「モイオットチャン」)
・蜂蜜専科癒しの木(はちみつ)
・ドナドナコーヒー(コーヒー)
・おやつ処やつはんや(焼き菓子)・Oh(石鹸、雑貨)
・さくらっこ(羊毛フェルトアクセサリー)
★爪切り屋ぱちぱち(フットケア用品(ローション・クリーム))
★minonmarime(アクセサリー、布小物)
★Happy Clover(フラワーアレンジメント(アーティフィシャルフラワー等)·フラワー雑貨)■その他
包丁とぎ【横丁内店舗】
・アジア食堂(タイ料理・タイ雑貨)
・モスクワ(モーニング)
・ミュンヘン(モーニング)
朝市めぐりで便利な道具
はりきって朝市にでかけたものの、小銭やバックがないと不便なことがあるかもしれませんね。
そこで、朝市に行く際には持っていくと便利なグッズがあるのでご紹介します。
斜めがけバックが朝市では便利
斜めがけバックは両手があくことが朝市での買い物に大きな利点です。
リュックではいちいち背負ったりを繰り返さないとならないですよね。
朝市のようにお財布を細々出したり買ったモノをしまう工程には斜めがけ便利だと気がつきました。
小銭入れと100円玉が朝市では便利
こういった朝市ではこまめに100円玉が行き来することが想定されます。
いろいろ欲しくなると思うので、その度に長財布を開け閉めするのが面倒になる方にはおすすめです。
朝市でもエコバックが便利
朝市の買い物のたびにもらった袋が増えるのは持ちにくいですし、ゴミも増えます。
エコ的にも購入品をエコバックを持ち歩くと良いですよね。
厚手のビニール袋も持っておくと、水気のあるものを買った時に便利ですよ。
朝市でもアルコールスプレー&ガーゼハンカチで感染対策を
朝市では骨董品や売り物に触って自分の手で確かめたいですよね。
売り手さんへの配慮や自身を守る手段として、売り物を触る前と後にシュッとスプレーできるといつでも清潔を保てます。
ガーゼハンカチは早く乾く素材で使いやすいのでいつも持っています。
A4版クリアファイルが便利
朝市などの場所にでかけると、フライヤーやDMをいただけることがあるので、綺麗に持ち帰りたい方におすすめです。
綺麗な柄物や半面にデザインされたものなどを持ち歩いても楽しくていいですね。
吉祥寺ハモニカ横丁中央通り朝市
場所 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目1-11 |
時間 | 毎週第2日曜日8:00〜11:00 |
TEL | 0422-21-8019 |
おわりに
吉祥寺ハモニカ横丁の朝市は、現在も毎週第2日曜日に開催されています。
時間も8時から11時となり少し遅くなって行きやすい時間になりました。
その朝市の店舗の数はとてもたくさんありましたし、いろいろなものが出品されていましたね。
筆者は朝ごはんを食べないで、お腹いっぱい食べてこようと思いましたよ。
小さな子どもと行っても楽しめそうな雰囲気ですから、日頃のハモニカ横丁とは少し違う雰囲気が味わえそうですね。
ハモニカ横丁のいつもと違う横顔をどうぞ眺めに行ってみてくださいね。
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