特集

吉祥寺ならでは。をつくる 店とそのひと。Vol.16|吉祥寺虎屋

老舗和菓子店 吉祥寺虎屋が喫茶を併設した弁天通り店をオープン

吉祥寺虎屋は1949年に創業。
和菓子職人の先代が戦後すぐにハモニカ横丁で商売を始め、3年後にダイヤ街に店を構えたのが始まりでした。

そして1957年にはサンロードに支店を出店。

ここは当初は和菓子屋でしたが、1968年に1階を売場にし、2階で甘味喫茶を始めたといいます。

店主の 寺岡さん

店主の寺岡さん

「戦後、甘いものはよく売れたんですよね。先代の父が1969年に亡くなり、ちょうど大学を卒業した私がサンロードの店を任されたんです。あの頃はチャーハンやスパゲッティも出していて、軽食喫茶でした。その後、1階を団子屋にして2階を甘味喫茶にしたり、また和菓子屋にしたり…。やるうちにどんどん造作を変えたくなる性分なんです(笑)」と寺岡社長は振り返ります。

老舗和菓子店 吉祥寺虎屋

そして2021年12月、本店のダイヤ街アルファ店、サンロードの吉祥庵(現在は休業中)に続き、弁天通り店をオープン。

同じビルの地階には工場があり、店内には喫茶も併設されています。

「36年前にこのビルを建てた時から、和菓子屋と喫茶にしたいと思っていたんです」。

喫茶では店内に並ぶ作り立てのお菓子とお茶を楽しめますが、ゆくゆくは喫茶メニューも充実させ、夏にはかき氷を始める計画もあるそうです。

「お菓子も次々、何でも作りたくなってしまう」と話す寺岡社長。

店内には60種類以上の商品が揃いますが、今のおすすめは2022年の干支をモチーフにした「虎最中」で、粒餡、柚子餡、梅餡の3種類を楽しめます。

また、能登大納言を使った「吉虎どら焼」やハモニカ横丁にちなんだ最中で、白餡にレモンと紅茶の香りを付けた「ハーモナカ」、黄身餡の洋風和菓子「武蔵野夫人」、マーマレード入りの焼菓子「吉祥寺くる~ん」は武蔵野を代表するおみやげ品「むさしのプレミアム」にも認定された人気商品で、吉祥寺虎屋の看板商品です。

創業70年以上の老舗でありながら、常に新しい菓子作りに邁進する虎屋。

その姿勢こそが、多くのファンを魅了するゆえんなのかもしれません。

虎最中

干支の寅をイメージした「虎最中」は粒餡、柚子餡、梅餡の3種類で、各194 円。

年末年始の贈り物にもぴったりです。

住所武蔵野市吉祥寺本町1-29-4
TEL0422-20-2283
営業時間10:00 ~ 18:00 
休業日水曜

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