吉祥寺の神社「吉祥寺御縁地蔵」を紹介!パワースポットとしての効果とは?

本サイト「吉祥寺ってこんな街」では、吉祥寺の「パワースポット」を色々と紹介していますが、今回は「運気があがるおすすめ3選」でもご紹介した、数ある中で一番新しい「パワースポット」をご紹介いたします。

目次

「吉祥寺御縁地蔵」のご由緒

吉祥寺御縁地蔵

今回ご紹介する最新の「パワースポット」は、井の頭公園のすぐ近くの6階建ての複合施設「吉祥寺じぞうビル」の1階エントランス部分に鎮座されている「吉祥寺御縁地蔵」様です。

吉祥寺にある「カフェゼノン」の運営などを行う株式会社じぞう屋が、2013年に「吉祥寺じぞうビル」をオープンする際に、「街の活性化と地域の方々とさまざまな御縁を結ぶこと」「人と人との御縁を結び笑顔の輪を広げること」を目的に、その象徴として建立されました。

2013年に建立されたまだお若いお地蔵さんですが、「恋愛成就」「緑結び」で全国的に有名な「幸福地蔵」がある京都の「鈴虫寺(妙徳山 華厳寺)」の住職に開眼供養していただいた、由緒あるお地蔵さんです。

公式サイトによると、「婚活中の方、彼氏や彼女が欲しい方、友達を増やしたい方、仕事の御縁が欲しい方、その他新しい出会いや繋がりが欲しい方:…是非、吉祥寺御縁地蔵に縁結びをお願いしてみてください。素敵な御縁は笑顔から。笑顔は心の扉を開く鍵。この御緑地蔵のように純真無垢な笑顔で手を合わせれば、きっと素晴らしい御縁を結びに来てくれるでしょう。」とのことなので、うれしいご利益が期待しできそうですね。

お地蔵さんの脇にある説明パネルにも、下記のご由緒が書き記されています。

吉祥寺御縁地蔵

此のお地蔵様は恋愛成就、縁結びで有名な幸福地蔵がある京都の終虫寺様(妙徳山 華厳寺)の僧侶より開眼供養して頂き、地域の皆様と共に建立致しました。

愛する吉祥寺の街から、人と人を繋ぎ笑顔の輪を広げたいという想いがこもったお地蔵様です。

素敵な御縁は笑顔から。笑顔は心の扉を開く鍵。
此の御縁地蔵のように純真無垢な笑顔で手を合せればきっと素晴らしい御縁を結んでくれるでしょう。

平成二十五年一月十七日

「吉祥寺御縁地蔵」のお参りの作法

賽銭箱と組紐

「吉祥寺御縁地蔵」様へ「縁結び」の願掛けをする際には、独特の作法がありますので、説明パネルの内容に沿ってご説明します。

1.賽銭箱に御賽銭を入れる。

2.賽銭箱の隣にある紅白の組紐を一本取る。

3.その組紐をお地蔵様の杓杖(つえ)から垂れる太い紐にしっかりと二重に結ぶ。

4.お地蔵様のような素敵でとびきりの笑顔で線結びのお願い事をする。(名前と住所をお伝えすることもお忘れなく)

「とびきりの笑顔」が特に大事な作法のようですね。

お地蔵様のお隣には、今まで数多くの方が結んできた「良縁結び」の組紐が、いくつもの束になって残っています。

吉祥寺御縁地蔵

「吉祥寺じぞうビル」について

「吉祥寺御縁地蔵」様がいらっしゃる「吉祥寺じぞうビル」は、「京都の路地に迷い込んだかのような古き良き町屋作りの雰囲気」を再現した建物で、その1階と2階には、下記の6店舗(2020年10月現在)の飲食店があり、テラス席でくつろげるお店もあるので、デート利用にもおすすめです。

<1F>

吉祥寺 OYSTER LOVER’S
全国各地から取り寄せた安心・安全な生牡蠣を中心とした、オイスター・バー。

氷屋 ぴぃす
「プレミアム巨峰シャーベット」「ブラックビートレアチーズ」など、未知の味わいを提供する「かき氷」専門店。

囍茶東京(キキチャトウキョウ)
世界的フレンチシェフ「古賀哲司」が監修を務めた、プレミアム台湾茶のCafe。

<2F>

ZIZO BAR
ZIZOビルの管理人がマスターを勤める、アットホームな空間のバー。

ベイス・ワン
洋酒とカクテルが美味しいアットホームで落ち着いて飲めるバー。

酔夢大舞
「おでん」をはじめとする豊富なメニューの居酒屋。

吉祥寺じぞうビル

引用:武蔵野市観光機構

【住所】東京都武蔵野市吉祥寺南町1-9-9吉祥寺じぞうビル1階エントランス内

・JR「吉祥寺」駅から徒歩2分

・京王井の頭線「吉祥寺」駅から徒歩2分

そもそも「お地蔵さん」とは?

地蔵菩薩
国宝・木造地蔵菩薩立像(奈良・法隆寺大宝蔵院)

「お地蔵さん」は、大きい町や小さな村の片隅や街道沿いなどに数多く祀られていて、地域の守り神として親しまれていますが、実はもともとはインドから中国経由で日本に入ってきた仏教の菩薩の一尊「地蔵菩薩」でいらっしゃいます。

お釈迦様の入滅(亡くなった)後、56億7千万年後の未来にこの世界に「弥勒菩薩」が現われて悟りを開き、多くの人々を救済するとされていますが、その「弥勒菩薩」が世に現れるまでの間は、「地蔵菩薩」様が衆生(一切の生きとし生けるもの)を救ってくださるという、ありがたい菩薩様なんです。

中国では唐末、日本では平安中期から盛んに信仰され、像は慈愛に満ちた円満柔和な僧形に作り、多くは右手に錫杖(先に錫製の輪がついた杖)、左手に宝珠(球形で頭がとがって、火炎が燃え上がっている形をした玉)を持たれています。

日本における民間信仰では道祖神としての性格を持つと共に、最も弱い立場の人々を最優先で救済する菩薩様であることから「子供の守り神」として信じられていて、一般的に、親しみを込めて「お地蔵さん」「お地蔵様」と呼ばれています。

路傍のお地蔵さんは様々な祈念の対象になっていて、「とげぬき地蔵」や「いぼとり地蔵」など、難治の傷病の治癒を成就させる守護神としても崇められています。

memo

「菩薩」とは、仏の位の次にあり「悟りを求め」「衆生を救う」ために多くの修行を重ねている人のこと。

お釈迦様も悟りを求めて修行をしていた時は「菩薩」で、悟りを開いてようやく「仏様」になりました。

「地蔵菩薩」「弥勒菩薩」以外にも、「文殊菩薩」「普賢菩薩」「観音菩薩」などの様々な菩薩様が、いずれ「如来(悟りを開いたもの)」になるべく悟りを求めながら、人々に現世利益の福徳を授けてくださっています。

まとめ

「吉祥寺」駅からも、井の頭公園からも歩いて数分のところにいらっしゃる「吉祥寺御縁地蔵」様は、まだ歴史は浅いながらも、毎日20~30人がお参りに来る、新しい吉祥寺の人気スポットになっているようです。

井の頭公園の「井の頭弁財天」には「カップルで弁天様にお参りすると、女である弁天様に嫉妬されて、別れることになる」という俗説もありますが、弁天様はすでに配偶者がいる「人妻」なので、カップルに嫉妬する理由はなく、むしろ「カップルを微笑ましく見守り、結婚成就を願ってくれる神様」とも言われています。

ですから、「井の頭弁財天」と「吉祥寺御縁地蔵」の両方にお参りをすれば、さらに強力な「縁結び」のご利益が期待できるのではないでしょうか。

「良縁」を求めていらっしゃる方は、ぜひお試しください。

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