なんだか無性に韓国料理が食べたい。
それも本格的な。
音楽、食べ物、コスメをはじめとして、10代20代を中心に韓国ブームのただなかにある昨今。
韓国料理の人気も高まり、近くにある韓国料理のラインナップが気になっている方もいるでしょう。
吉祥寺の韓国料理店「韓味楽」なら、サムギョプサル、ヤンニョムチキン、トッポキ、サムゲタン、すべて食べられます。
店内はあたたかみのある雰囲気で、吉祥寺にいながら本場の家庭的な韓国料理を楽しむことができます。
今回は、韓味楽で大人気の「韓国料理食べ放題+飲み放題」を存分に味わってきました!
他の韓国料理店との違いは?
実際、食べ放題(飲み放題付き)は元が取れるの?
気になる点にも触れながらレポートしていきます。
吉祥寺の商店街についてはこちらをご覧下さい。
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本場韓国家庭料理「韓味楽」とは
韓味楽では、本場の韓国料理を味わうことができます。
大切な人を想って調味料は控えめに、素材を生かして野菜は豊富に。
新鮮な野菜をふんだんに使った韓国家庭料理やサムギョプサルが魅力です。
人気メニューは、
・60種類以上の韓国家庭料理をオーダーバイキング形式で食べられる「韓国家庭料理食べ放題(飲み放題付き)」
・厚切り豚バラと野菜を存分に堪能できるうえに意外とヘルシーな「サムギョプサル食べ放題(飲み放題付き)」
・自家製ナムルを中心に野菜が十分に取れて料金も手頃な「ビビンパバイキングランチ」
の3つ。
飲み物も、焼酎やマッコリからソフトドリンクにいたるまで充実しています。
店内には30席が用意され、貸切も可能。
食事会や宴会との相性も抜群です。
全面喫煙可、ランチのみ禁煙。
健康を気遣いながら、お腹いっぱい食べさせてくれるその場所には、実家のような、祖父母の家のような、定期的に訪れたくなる魅力が詰まっています。
実際に行ってみた!韓味楽の人気の理由に迫る!
筆者も無性に韓国料理が食べたくなったので、気になっていた韓味楽に行ってみることにしました。
頼んだ料理から店内の雰囲気まで含めて純粋な生の視点でお届けしますので、参考にしてください。
場所は吉祥寺レンガ館モール地下1階
韓味楽は、吉祥寺駅北口から徒歩3分、「吉祥寺レンガ館モール」の地下1階にあります。
ダイヤ街側からも、コピス側からも行くことが可能です。
地上に出ている韓味楽の看板は小さいので、見逃さないようにしてください。
<故郷の匂い>で満たされた店内
店内の壁は絵や装飾品でにぎやかです。
特に、小さいチマチョゴリには癒されました。
K-POPがBGMの店内にはあたたかな空気が流れ、はじめて来たとは思えない心地がしました。
行ったこともないのに、「きっと韓国の実家はこんな雰囲気なんだろうな」なんて思いながら着席します。
韓国家庭料理120分食べ放題(飲み放題付き)がスタート!
夜の部がオープンしたばかりだったので先客は1組しかおらず、すぐにメニューが運ばれてきます。
単品か韓国家庭料理食べ放題かサムギョプサルか、究極の選択を迫られました。
店員さんが再度確認に来るほど迷った結果、料理数の豊富さに惹かれ、「韓国家庭料理食べ放題(飲み放題付き) 3280円」を選ぶことに。
振り返ってみれば「韓国料理が食べたい!」という願望のもとで訪れていたので、60種類以上の韓国家庭料理が食べ放題になるプランにしたことは英断だったといえます。
今回はアルコールが苦手な友達と一緒だったので、ソフトドリンク飲み放題で挑むことに決めました。
120分食べ放題、スタートです。
1品目・2品目:ナムル盛り合わせ・韓味楽サラダ
食べ放題は胃の準備が大切です。
最初から飛ばしすぎては、食べられるものも食べられなくなってしまうでしょう。
まずは、韓国料理で箸休めといえば定番の「ナムル盛り合わせ」を注文。
3種類のナムルは、噛めば噛むほど旨味が染みでてきます。
味気ない?いやいや、これが良いんです。
私たちをいつでも変わらず迎えてくれるナムルは、食べ放題にもなくてはならない存在です。
2品目はお店の名前がついた「韓味楽サラダ」。
野菜たちはみずみずしくて食感がよく、とろけるような食感の豆腐、濃厚な胡麻ドレッシングと口のなかでひとつになります。
おだやかな味は、まるで韓味楽の雰囲気を表しているよう。
食べる前にしっかりと混ぜあわせると、ドレッシングと食材がよく絡みますよ。
3品目:ボサム
3品目は「ボサム」を頼みました。
茹でた白菜、茹でて厚めにスライスされた豚バラ肉、キムチが盛られているお皿に、酸味のあるソースと辛味噌風のソースが付いてきます。
ボサムとは、韓国語で「包む」という意味。
食感が残る程度に茹でられた白菜にキムチと豚肉を巻き、好みのソースにつけて食べます。
周囲にも音が聞こえるほどの食感の良さと、口のなかでほどける豚バラは格別です。
しっかり濃いめの味で食べたいときには辛味噌風ソース、さっぱり食べたいときには酸味のあるソースで。
はじめて食べたにも関わらず、すぐに好きな食べ物ランキング入りを果たしました。
4品目:チーズトッポキ
韓国料理店に来たらつい頼んでしまう「トッポキ」。
今回は、贅沢にチーズもかかった「チーズトッポキ」をチョイスしました。
トッポキの辛さを大量のチーズがまろやかにしてくれます。
写真からも想像に難くない通り、熱々のチーズがこれまたよく伸びるんです。
食べ放題にも関わらず、熱さに口のなかで料理を踊らせながら食べられるのが、オーダーバイキングの良いところですよね。
トッポキがみえなくなるくらいチーズを絡ませてからいただきます。
弾力のある食感はクセになり、気がついたら箸が伸びています。
5品目:ジャジャン麺
つづいて「ジャジャン麺」を注文しました。
韓国映画やドラマなんかで目にしたことがあるでしょうか、ほとんど黒ともいえる焦茶色のソースがかかった麺料理です。
ちなみに、中華料理にある「ジャージャー麺」とは、味と具材の面で大きな違いがあるということ。
食べる前に、麺とソースをしっかり絡めるのが美味しく食べるコツです。
ソースは辛さよりも甘さが強めの味付けで、ちぢれ麺にかかったソースにはあふれんばかりの野菜が。
あまりにも次々と現れる野菜に、0カロリーなんじゃないかという錯覚に陥ります。
見た目ほど味は濃くなく、平らげるまでに時間はかかりませんでした。
休憩:なしジュース
ここらで少し休憩。韓国では定番だという「なしジュース」を注文します。
濃い味が混雑していたところに流し込むと、散らかっていた部屋が片付くように口のなかがリセット。
すりおろしなのでのどごしも面白く、涼しげな甘みは辛い料理にもよく合うので、いくらでも料理を食べられるような気がしてきます。
6品目:コムタンスープ
6品目に頼んだのは「コムタンスープ」。
食べ放題で傷ついたお腹を癒してくれました。
牛肉だしが効いた程よい塩気と深みのあるスープが、母のような優しさで体に染み渡ります。
さりげなく顔をのぞかせる牛肉、麺、ねぎがアクセントなって、飲んでいる人を飽きさせません。
口当たりはしっとりとしていて、なめらかな脂が胃をコーティングしてくれるようです。
お酒の締めにも最適でしょう。
7品目:玉子チム
いよいよお腹の限界も近づき、締めに選んだのは「玉子チム」です。
韓国では「ケランチム」と呼ばれ、ケランが「鶏卵」、チムが「蒸す」を表しているとのこと。
イメージとしては日本の茶碗蒸しに近いかもしれません。
よく熱された容器で運ばれてきたのは、今にも中身がこぼれそうな料理。
表面張力限界状態の薄黄色に輝くたまごは、口のなかでとろけるさまが容易に想像できます。
口に運ぶと、想像通り。
たまごを食べるのに歯は必要ありません。
鼻から抜けるだしの香りを感じながら、具沢山の玉子チムを食べていると、今日という1日に感謝したくなります。
本当に熱々なので、やけどには十分注意してくださいね。
実際のところ食べ放題の元は取れる?
食べ放題・飲み放題の元を取るのは難しいんじゃないか?
そう思っている方もいらっしゃるでしょう。
今回は、どちらかというと少食の筆者と友人の2人で、韓国家庭料理120分食べ放題(飲み放題付き)に挑戦しました。
食べ放題の方が高くついてしまっていたら悔しいので、メニューに記載されている料理の金額を計算し、単品で注文した場合と比べてみることにします。
結果は、食べ放題の方が少しだけお得でした!
あくまで「少食の2人がアルコール無しで挑んだ場合」なので、大食いに自信がある人と行った場合やアルコールを注文した場合であれば、比較的簡単に元が取れると思います。
まとめ|ぬくもりある空間で本場の家庭料理を心ゆくまで
韓国料理が食べられるお店はあります。
ただ、韓国の家庭を思わせるようなあたたかみのある空間で、もう食べられないというまで、作り手の姿がみえるような本場の家庭料理を食べられるお店は、どのくらいあるのでしょうか。
韓味楽に行くのに背伸びは必要ありません。
韓国料理が食べたくなったら気軽に立ち寄って、お得にお腹がはち切れそうになるまで食べられる。
吉祥寺という街のおおらかさが染みついたような韓国料理屋さんが、韓味楽なのです。
住所 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-5 吉祥寺レンガ館モール B1 |
交通アクセス | 「吉祥寺」駅から徒歩3分 |
電話番号 | 0422-21-5663 |
営業時間 | ランチ / 11:00〜15:00(L.O.14:30) ディナー / 17:00〜24:00(L.O.23:00) |
休業日 | 無し |
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