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先日、吉祥寺にある映画館「吉祥寺オデヲン」に行ってきました。
吉祥寺駅の東口から徒歩1分の場所にある地元民に愛される映画館です。
昨年(2020年)は経営に苦しみ、中には閉館してしまった映画館もありました。
しかし、「吉祥寺オデヲン」はそんなコロナ禍でも、スタッフ一同で対策を万全に営業している映画館のひとつです。
今回は、アクセス方法やシアター内の様子など実際に行ってみた感想をご紹介していきます。
吉祥寺オデヲンへのアクセスと周辺情報
JR吉祥寺駅の東口から徒歩1分の場所にあります。
吉祥寺駅の東口を出てすぐのところにあるので、迷わずに行けるのが嬉しいところです。
私が行ってみて一番近いと感じた道順を解説します。
まず、ホームの端にあるアトレ東館口改札に向かいます。階段を降りていくと改札があるので抜けます。
改札を抜けたらアトレ内のエスカレーターで下に降ります。成城石井のあるフロアを1周すると地上に続く階段があるので外に出ます。
するとオデヲン吉祥寺の目の前に出ることができます。
周辺は住宅街に近いのでカフェなどがあまりないのですが、1軒だけ本格派コーヒーが飲めるカフェがすぐ近くにあります。
「ライブコーヒー吉祥寺店」というお店です。
焙煎したコーヒーを1杯230円程というリーズナブルな価格で飲むことができるカフェです。
店内は椅子が1列に6~7個並んでいて、丸テーブルが4つほどしかないので1人利用がおすすめ。
コーヒー豆を買うこともできます。
だれかと映画を観た後に話したくなったら、アトレやキラリナ京王吉祥寺にあるカフェに行くと良いです。アトレ東館にはタリーズコーヒーがありますし、本館にはシアトルズコーヒーがあります。
吉祥寺駅前にもたくさんのカフェがあり、徒歩5分圏内で行くことができます。
そのため、映画が始まるまでの時間や映画後のほっと息をつくための居場所には困らないはずです。
映画までの時間にショッピングをすることも可能です。駅前のkirarina(キラリナ)などをはじめとしておしゃれなお店がたくさんあり、良い立地条件だと言えます。
吉祥寺に住んでる人なら、仕事終わりにふらっと寄れるのがいいですね。
吉祥寺オデヲンの歴史
1954年に「吉祥寺オデヲン座」として開館されました。
2012年に地下の松竹オデヲンがなくなり、その他すべての映画館を吉祥寺オデヲンとして統一し、現在の形態になりました。
歴史を知ると、変わらず愛され続けた結果としていまだにお客さんが絶えない画館なのだということがわかりますね。
吉祥寺オデヲンの中の様子
まず、ネット予約をした場合は1階の入口の脇にある発券機でチケットを発券します。
オデヲンの公式HPからネット予約ができるので、混雑を避けるためにも事前に予約することをおすすめします。
窓口でチケットを購入することもできますが、その場合はクレジットカードが使えないので要注意です。
入口エレベーターの手前でコロナウイルス感染拡大防止策として、検温とアルコール消毒が促されます。
そこで係員さんにチケットを提示してから、エレベーターに乗ることができます。
ちなみに開場30分まで施設内に入ることができないので、気をつけましょう。
スクリーン前まで行き、再度係員さんにチケットを見せてから中に入ります。
スクリーン数は全部で3つで、それぞれ2階が224席、3階が251席、5階が246席となっており、42年もの歳月を感じさせないほど綺麗かつ整備されています。
現在入場制限などをしていることもあって、待合スペースは閑散としていました。
パンフレットやグッズの販売も行っていましたがシンプルな陳列でした。
今回わたしは2階の劇場で『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え』を鑑賞しました。
キアヌ・リーヴスとアレックス・ウィンターによる29年ぶりの『ビルとテッド』シリーズの続編です。
平日の昼間でしたが、席は4分の1くらい埋まっていてファン層からの人気が感じられました。
シアター内は広々とした座席に、大きなスクリーン。
座席シートは適度な柔らかさで頭の後ろまで背もたれがあるのでゆったり座ることができます。前の列とのスペースも狭すぎず圧迫感は在りません。
ドリンクホルダーが各席にあるのも嬉しいところです。
座席の傾斜は比較的ゆるやかなので低身長のひとは少しつらいかもしれません。
私は身長150㎝弱なので、映画館の席選びは慎重にしています。高身長の人が前に座ると「字幕が見えない!」ということがあるからです。
この映画館だったら、おすすめは真ん中のブロックの端の席です。今回座ったのがD-7でしたが、ここが大正解でした。
前の座席が絶妙にずれているので視界がひらけて、すごく観やすいです。真ん中寄りで観たい気持ちはありますが、ここならそれほど端に感じることなく観ることが出来ます。
低身長の方にはぜひおすすめしたい座席です。
本館は、通常であれば飲食物の持ち込みが可能なのですが、2021年1月現在はコロナウイルス感染拡大防止のため飲み物以外持ち込み不可となっています。
売店もやっていないですが、自販機が待合スペースにあるので買うことができます。
お酒の自販機もあり、ビールを買って座席に座っている人が何人かいました。
上映作品がコメディ映画なだけにビールを飲みながらの鑑賞は心地よかったでしょうね。
オデヲン吉祥寺では大作系の映画を上映していることが多いです。
2021年1月の主な上映予定作品はこちら。幅広いジャンルの映画を観ることができます。
- 『燃ゆる女の肖像』2021年1月15日から公開。
カンヌ映画祭で脚本賞とクィアパルム賞を受賞したフランス映画です。女性画家のマリアンヌと貴婦人の娘のエロイーズが強く惹かれあう姿を描いたラブストーリーです。 - 『シン・エヴァンゲリヲン劇場版:Ⅱ』2021年1月23日から公開。
庵野秀明による人気シリーズ『エヴァンゲリオン』の新作です。前作『エヴァンゲリヲン新劇場版:Q』から8年ぶりのファン待望の作品となっています。 - 『花束みたいな恋をした』2021年1月29日から公開。
『愛していると言ってくれ』の監督・土井裕泰さんの新作映画。終電を逃した2人があっという間に恋に落ち、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始めます。
吉祥寺オデヲンの料金やお得情報
入場料金は一般1,800円(税込)、学生1,000~1,500円(税込)と平均的な価格設定ですが、お得な割引条件があります。
- レイトショー(20時以降) 1,300円(税込)
- 水曜サービスデー(男女問わず)1,200円(税込)
- 誕生月割引(身分書提示) 1,200円(税込)
- 映画サービスデ―(毎月1回) 1,200円(税込)
毎月1日のサービスはよくありますが、水曜日がレディースデイではなく全員割引になるのは良心的です。
サービスデーには大人でも学生料金に近い料金で映画を楽しめるのは非常にありがたいですよね。
今後も定期的に通おうと思います。
まとめ
今回は吉祥寺駅東口から徒歩1分の映画館「吉祥寺オデヲン」をご紹介しました。
駅の近くという立地の良さと良心的な価格設定が魅力的でした。
学生さんから会社員、おじいちゃんおばあちゃんにも利用しやすい劇場です。
さまざまなライフスタイルの人が住むまち吉祥寺に愛される映画館は、このコロナ禍でも変わらず映画を届けています。
感染症予防対策を万全に営業しているので、お近くの人はぜひ行ってみてください。