吉祥寺には、おしゃれで素敵なカフェがたくさん。
カフェ巡りを目的に、足を運ぶ人も多いと思います。
そこで今回は、日常の忙しさから少し離れ、耳にやさしい音楽とおいしいコーヒー、本が並ぶカフェを紹介します。
中道通り商店街にあるBLACKWELLCOFFEE。
1人でゆっくりしたいときにおすすめの素敵なカフェです。
BLACKWELLCOFFEEについて
大切な人に手紙を書くように1杯ずつ、丁寧にコーヒーを淹れることを大切にしているカフェ。
2015年に吉祥寺中道通りにオープンし、日々丁寧にコーヒーを淹れ、コーヒー豆、焙煎にもこだわっているカフェです。
コンセプト
ブラックウェルコーヒーでは、品質に徹底的にこだわり、独自の基準をクリアした世界各国の熟度が高く、旨味のある良質なコーヒー豆(生豆)だけを取り扱っています。
ロースター(焙煎事業者)として、安定的、継続的に高品質なコーヒーを提供できるように、信頼できる産地、農園等の安全な生豆を使用。
さらに、基本的に注文を受けてから、焙煎し、色づいていく生豆と会話するようにゆっくりと丁寧に美味しいコーヒーを提供。
コーヒーは、生鮮食品。
鮮度が美味しさに大きく影響します。
そのため、あらかじめ焙煎し、数週間経過したコーヒー豆を在庫にして販売するということはしていないようです。
コーヒーと会話をするように丁寧に淹れるという表現から、1杯のコーヒーに込められた思いが伝わりますね。
焙煎について
ブラックウェルコーヒー独自の焙煎釜に生豆を投入する前に、まず不良な生豆や石ころなどの異物などをひとつひとつ目視による手作業で取り除いています。(ハンドピック)
- 直火と遠赤外線を組み合わせた独自の焙煎窯で焙煎しています。
- 最初は蒸し焼きをしながら水分を飛ばすように回転釜の中で十分に生豆を躍らせる。
- 徐々に釜の中の水分が抜けて、煙が水蒸気から煤煙に変化したら火力をやや強める。
- 煙を抜く作業を同時に行い、こんがりと色づいた豆を釜から一気にだいて冷却し美味しさを閉じ込めます。
このように丁寧に段階を踏んで、コーヒー豆と会話するように焙煎されています。
焙煎後も再度目視にうよるハンドピックで焙煎不良などの豆を取り除いています。
焙煎直後は、カドが立った味ですが、24~48時間寝かせることで旨みが増すようで、ちょうど飲み頃なコーヒーを提供しているのです。
機会に生豆を投入し、ボタン1つでできてしまう作業を、手で淹れるアナログ的な焙煎方法がより美味しさを引き立てる。
どんなに焙煎が上手い人が焙煎を行っても、良質な生豆を扱っていなければ、美味しさは生まれません。
また、どんなに良質な生豆でも、確かな技術で心が込められていなければ、やっぱり美味しさは生まれません。
どんなに良質な生豆をどんなに上手に焙煎しても、時間が経過しすぎたコーヒーは美味しくありませんよね。
美味しいコーヒーの前提は、上手に焙煎された良質な生豆をなるべく早めに飲むこと。
それを実現されているのがブラックウェルコーヒー。
どんな味のコーヒーなのか、気になりますよね。
その味を紹介していきます。
BLACKWELL COFFEEへ行ってみた!
1杯ずつ手で淹れられるコーヒーを味わってみたいと思い、早速ブラックウェルコーヒーへ行ってみましたので、その魅力を紹介していきます。
アクセス
吉祥寺駅北口から中道通り商店街に入り、徒歩7~8分。
おしゃれな雑貨屋さん、カフェがたくさん立ち並ぶ、吉祥寺の人気エリア。
休日は特に多くの人で賑わっています。
心地よい音楽と本
平日のお昼ごろは、店内は数人が利用していて、落ち着いていました。
店内は、カウンター席が3席、2名掛けテーブル席が4席とこじんまりとしています。
コーヒーの香ばしい香りと心地よい音楽がとても癒される空間。
店内の壁の本棚やカウンター席には、様々なジャンルの本がずらりと並んでいます。
ブラックウェルコーヒー店内で流られている音楽は、公式のSpotifyでもシェアされています。
雰囲気の良さが伝わると思うので、ぜひ聴いてみてくださいね。
店内は落ち着いていたので、目の前に本が並んでいるハイカウンター席に座ってみることにしました。
ブラックウェルコーヒーのメニュー
コーヒーだけでなく、オリジナルのスイーツなども充実しているので、そのメニューを紹介します。
コーヒーメニュー
ストレートコーヒー
- ブラジル・ハニー・ナチュラル 650円 深いコクと甘味、ナッツ感
- コロンビアスペシャル 680円 甘味の中に香るベリーの華やかさ
- マンデリン・ミトスマイル 700円 心地よい苦みと深み アースフレーバー 土や草の香り
- ケニア・リトルスパイス 750円 香り立つ果実感のある酸味と奥深いコク
- エチオピア・イルガチェフェ 780円 芳醇な香り、果実感、広がる酸味
- イエメン・モカマタリ・ティーブ 700円 深入りモカ、濃厚な味わい
ブレンドコーヒー
ブラックウェルコーヒーのブレンドコーヒーは名曲を表現した、ここでしか味わえないオリジナルブレンド。(全650円)
- アフリカ(TOTO 1982年) 看板メニュー オイリーな甘味と豊かな香り
- リトル・ウイング(ジミ・ヘンドリックス 1967年) エキゾチックな香りと甘み
- バサレロ(カルロス・アギーレ 1977年) マイルドで余韻が長い甘味とコク
- ヴィエナ(ビリー・ジョエル 1977年)甘味とコクのバランスが良く、ほんのり甘い
- デスペラード(イーグルス 1973年)甘味、酸味、コク ドラマチックな味わい
- カヴァティーナ(映画ディアハンターよりスタンリー・マイヤーズ 1978年) 中浅煎り、酸味と甘味
- 雨季の日々のための小さな椅子(こひのき 2020年) 雨の日限定 雨の香り
その他のドリンク
- カフェオレ(ホット・アイス) 680円
- アイスコーヒー 680円
- アイスティー(ホットなし) 400円
デザートメニュー
オリジナルスイーツ、手作りのベーグル、コーヒーとセットで50円引きに。
- コーヒーぜんざい 450円 あずきとコーヒーで煮詰めたぜんざい
- チョコボランチ白 450円 ホワイトチョコちクリームチーズ
- チョコボランチ黒 450円 ビターチョコとカシューナッツ
- ボランチコンビ 600円 白と黒の2種類
- パウンドケーキ(バター、黒糖くるみ) 400円
- 大きなベーグル(シナモンレーズン・ソルト) 350円
どこかなつかしい味わいのコーヒーぜんざいは、冷たいスイーツなので、温かいコーヒーとの相性も抜群。
お店特製の大きなベーグルは、クリームチーズかあんこをサンドすることができます。(400円)
心もホッとするコーヒーブレイク
1杯ずつ丁寧に淹れられるブラックウェルコーヒー。
初めての来店だったので、ストレートコーヒーのブラジルハニーナチュラルをオーダー。
注文は、レジカウンターで行い、お支払いは、現金のみとなっています。
レジ横に、お冷、おしぼり、砂糖などが置いてあり、必要なものはセルフサービス式になっています。
ウッド調のカウンターに、手書きのメニューやコーヒー雑貨などが並んでいて、ざっくりしている中のクリエイティブな感じが魅力的。
オーダーをしてから10分くらい待っている間は、本を読んだり、店内に並んでいる本の背表紙タイトルを追いかけてみたり。
音楽と風鈴の音色がとても心地よい空間。
コーヒーは、大きなマグカップ提供されます。
喫茶店などでは、小さめのマグカップのところが多いのですが、コーヒー好きの筆者には嬉しい大きさ。
一口飲むと、ナッツのような香ばしさが広がり、重すぎず軽すぎないブレンド。
スッキリ感というよりは、コーヒーの甘みと苦みの丁度いいバランスを楽しめるコーヒーです。
ゆっくりと味わうと、少しずつ酸味も感じられ、コーヒーは、時間が経つごとに違った味を味わえるのも醍醐味ですね。
店内は、1人で利用している人が多く、読書や書きものをしている人、ゆっくりと過ごしている人が多いので、ひとりコーヒー時間を楽しみたい方におすすめです。
まとめ
吉祥寺中道通りにあるブラックウェルコーヒーを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
心地よい空間で、美味しいコーヒーとスイーツ。
本を読んだり、ただボーっとしてみたり、過ごし方は自由。
日常から少し離れて、ゆっくりと過ごしたい時におすすめです。
住所 | 武蔵野市吉祥寺本町3-3-10 |
TEL | 0422-27-1481 |
営業時間 | 11:00~19:00 |
定休日 | 月曜日 |
HP | http://www.blackwellcoffee.net/ |
https://www.instagram.com/blackwell.coffee/?hl=ja |