日本でのバーは1860年、横浜の外国人居留地に「ヨコハマ・ホテル」が開業したのが始まり。
日本人向けのバーは1911年、銀座のカフェー・プランタンが最初で、それ以降、様々なスタイルに発展しました。
いわゆるバーとして一般的にイメージされるのが、「本物の」という意味のオーセンティックバー。
本格的なバーカウンターがあり、熟練のバーテンダーがもてなしてくれます。
カジュアルな店からこだわりの店まで、バーにも様々あることから、「バーとお寿司屋さんは似ている」といわれることも。
ちなみに海外にはオーセンティックバーというジャンルはなく、日本のオーセンティックバーは世界に誇れる日本独自のバー文化なのです。
吉祥寺にはバーが多くありますが、それは伝説のバーテンダー、佐伯譲二さんがいたことも影響しています。
佐伯さんは数々の名店で働き、1995年に吉祥寺で「George’s Bar」を開店。
2007年に亡くなるまでカウンターに立ち続けました。
吉祥寺ではバー同士の結びつきが強く、お互いに店を行き来し、お客さんに店を紹介し合うそう。
もう一軒行きたいなと思ったら、バーテンダーに聞くのが一番。吉祥寺でバー巡り、楽しんでみませんか?
OUT BACK (アウトバック)
1972年にジャズ喫茶としてオープンし、1986年に移転して今のスタイルに。
吹き抜けが開放的な店内にはジャズが流れ、大きな楕円のカウンターに座ると非日常の世界が広がります。
スタイリッシュな大人の空間で極上のひと時を。
吉祥寺本町2-8-1 吉祥寺281ビル地下 ☎0422-21-1548
[営]19:00~2:00[休]日曜
BAR SEEK DOOR(シークドア)
末広通りから入った小道にひっそりと佇むシークドアは1984年に開業した吉祥寺で最古参のバー。
棚にはバカラやルネ・ラリックのアンティークグラスが並び、目が釘付けに。
マスターの篠田さんが優しい雰囲気でもてなしてくれます。
吉祥寺南町2-6-6第2丸昌ビルB1 ☎0422-46-9898
[営]19:00~3:00(金・土曜は~4:00)[休]不定休
BAR REDROSE(レッドローズ)
レッドローズは隠れ家的なバーでありながら、一旦店内に入るとカジュアルな雰囲気を楽しめます。
静寂さを大切にする日本のオーセンティックバーの良さと、海外のバーの陽気さを併せ持つ新しいバーで至高の時間を堪能して。
[営]17:00~5:00[休]日曜・祝日
住所、電話番号非公開
BAR AOTETSU(アオテツ)
吉祥寺駅すぐの立地ながら落ち着いたムーディな店内。
まるでホテルのバーのようですが、かしこまらずに入れるのも魅力です。
日本のプレミアムビール「ガージェリー・スタウト」の取り扱いも。
一人でもデートでも気軽にどうぞ。
吉祥寺南町1-5-11 丸善ビル3F(通路奥にエレベーターあり)
☎0422-48-5776 [営]20:00~3:00[休]水曜・木曜