吉祥寺の街には、駅ナカにある種類豊富なパン屋さんから、食パン専門店、個人経営のこだわりのあるパン屋さんなどたくさんのパン屋さんがあります。
数多くパン屋さんがある中で、吉祥寺で長く続くドイツパン専門のパン屋さんリンデをご存じですか。
ふわふわなパンが人気の中、プレッツェルやハード系の本格的なドイツパンが数多く販売されています。
パン屋さんですが、カフェスペースも充実しているので、カフェ利用としてもおすすめです。
度々訪れるリンデですが、何回も行ってみたくなるそのリンデの魅力を紹介していきます。
ドイツパン専門店リンデについて
お店の名前の由来
店名のリンデはドイツで生まれ日本で育ったリンデさんという宣教師の名前が由来になっています。
リンデさんは、イエス・キリストを伝えるため家族と共に吉祥寺で生活をされていましたが、20歳の時に志半ばで癌によって亡くなってしまいました。
ドイツパンの歴史
ここで少しパンの歴史からドイツパンの歴史をみていきます。
パンの歴史は、今から5000年前まで遡ります。
古代エジプトでは、キビやヒエ、大麦の栽培が行われていて、特にパンは神から直接与えられたものとされていて特に大切な食べ物とされていました。
またエジプトでは、飢餓を防ぐために多くの貯蔵庫を建て、幾度の飢餓を耐え抜いてきました。
4000年前からエジプト人が大量の大麦や小麦を輸出しギリシャ、ローマへ広がっていきました。
紀元前100年、当時のゲルマニア(現ドイツ)のパンも美味しいものではありませんでしたが、やがて修道院でおいしいパンが作られるようになり、ライ麦の使用も広まり、ドイツパンは国民の主食になりました。
ドイツパンの歴史は西暦600年頃から始まりました。
今ではドイツパンの主要なパンの種類は200以上あり、それ以外の小型のパンは1200種類を数えています。
さらに、ドイツパンは、おいしいだけでなく、健康に良いことで定評があるパンです。
リンデの看板メニューはプレッツェルとカイザー
リンデに行ったら必ず購入するのがプレッツェルです。
リンデと言えばこのプレッツェルというほど人気のあるパンです。
休日には、早い段階で売り切れてしまうこともあります。
ハート型のような独特な形で、ドイツの伝統的なパンでもあります。
外はカリっとした食感ですが、中は柔らかく、岩塩の塩味がいいアクセントになっています。
プレッツェルよりも柔らかく、バリエーションが豊富なカイザーもリンデの人気パンです。
プレーン、白ごま、ひまわりなどの種類があり、そのままでも美味しく頂けますが、トーストやサンドイッチにしても楽しめます。
リンデパンメニュー(税込み価格)
- プレッツェル 152円
- カイザー 152円
- バタークロワッサン 173円
- シュトロイゼルシュネッケン 173円 クッキークランチをトッピングしアイシングしたお菓子パン
- モーンシュネッケン 173円 黒けしを甘く煮込んだフィリングをロール状に巻き込んだデニッシュ風のパン
- ライ麦パン 584円~
リンデで非日常を味わう休日
紹介したようにリンデで販売されているパンはすべてがドイツパンです。
ふわふわなパンにも魅力はたくさんですが、ライ麦や穀物に素朴な味を味わえるハード系のドイツパンは食べ応えもあり度々訪れるお気に入りにパン屋さんです。
また、海外旅行などに行きづらい現在、見たことのない種類のパンがあったり、異国感も楽しめるのでおすすめです。
今回は、リンデのカフェスペースを利用してきたので、お店の雰囲気などを紹介していきます。
アクセス
リンデまでのアクセスは、吉祥寺駅北口からアーケード商店街サンロード商店街に入り、徒歩5分くらいで着きます。
たくさんのお店が軒を連ねるサンロード商店街ですが、パン屋さんは他にはないので、珍しいかもしれません。
リンデ1階と2階のカフェスペース
リンデの1階は、パンの販売スペースです。
開店すぐには、数多くの種類が揃っていて、開店時から楽しめます。
逆に夕方近くには、種類が減ってしまうので、早めに行くことをおすすめします。
入口にトレーとトングがあります。
人気のプレッツェルは、レジ横にショーケースにあるので、レジでオーダーをするようになっています。
形も味も様々なドイツパンが数多く並んでいて、ドイツパンの種類の多さを実感します。
プライスカードにパンの説明が書いてあったり、店内にパンの案内のチラシがおいてあるのでチェックしてみてください。
菓子パンやサンドイッチの種類も多くあります。
また、土日祝限定でリンデドッグが数量限定で販売されていて、リンデの人気メニューの1つとなっています。
出来立てのリンデドックは、シンプルな作りだからこそパンとソーセージの美味しさを一番に味わうことができます。
季節限定のパンメニューの1つ、シュトーレンの販売も始まっていました。
この時季になると毎年店頭に並ぶクリスマスの定番シュトーレンも本格的な味を楽しめます。
2階のカフェスペースへは店内の左側の階段を上がっていきます。
テーブル席とカウンター席があり、複数人でも1人での利用でもゆっくりと過ごすことができます。
リンデのカフェスペースのお気に入りに理由の1つは、素敵な照明がたくさんあるからです。
おうちでは中々演出しにくい、明るさと落ち着いた空間を楽しむことができます。
こちらの照明は、カウンター席の1席ずつ設置されているスタンド照明です。
明るすぎず、読書をすときにぴったりの手元を明るくしてくれる照明です。
この証明は、天井からぶら下がっていてテーブル席を灯してくれている照明です。
小さめの三角形の照明の傘がかわいらしく、落ち着いた明るさが特徴です。
その他にも色々な形に照明や壁に掛かっている額縁などインテリアも楽しめる素敵なカフェスペースです。
イートインのオーダーの仕方
リンデでは、カフェスペースを利用の場合も1階で好きなパンを選んで、レジでお会計をします。
その際に飲み物やスープなどのドリンクを注文することができます。
お会計は現金の他、クレジットカードやQRコード決済(PayPay、d払い、LINEPay)も利用できます。
パンは温めてもらうこともできるので、プレッツェルは温めて食べることをおすすめします。
トレーに乗せてもらったパンを受け取り、2階のカフェスペースへ移動します。
ドリンクを注文した際は、お会計の際のレシートを2階で提示して受け取るようになっています。
ドリンクに使うミルクやお絞り、お冷なども一式このドリンクを受け取るスペースにまとめておいてあります。
ドリンクメニュー(税込み価格)
- コーヒー 330円
- 紅茶 330円
- ミルク 235円
- ミネストローネスープ 347円
- オニオンスープ 347円
- ジュース(りんご、オレンジ、マンゴー、グアバ) 各352円
プレッツェルとコーヒー
リンデでの定番の組み合わせとなっていますが、温かいコーヒーと本格的なプレッツェルは、リンデでしか味わうことができないおすすめのセットです。
カリっとしたハードさとふわっとした中の食感の組み合わせがやみつきになります。
ランチ時間前は、店内も落ち着いているので、ひとりカフェ時間を愉しみたい方もゆっくりと過ごすことができると思います。
まとめ
吉祥寺サンロード商店街内にあるドイツパン専門店リンデの魅力を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
パンの種類が豊富で、テイクアウトでもカフェ利用もできるリンデは吉祥寺に来たらぜひ足を運んでみてほしいパン屋さんの1つです。
土日限定や季節限定のパンもあるので、色々なリンデを楽しむことができます。
吉祥寺にきたら、ドイツパン専門店リンデをチェックしてみてくださいね。
住所 | 武蔵野市吉祥寺本町 1-11-27 |
TEL | 0422-23-1412 |
営業時間 | 10:00 ~19:00 (オーダーストップ 18:30 イートイン 19:00) |
定休日 | 年中無休 (除く年末年始) |
HP | https://www.lindtraud.com/ |