2021年6月1日にコピス吉祥寺へ移転をした390円均一の「サンキューマート」は、掘り出し物だらけで無限の可能性がありました。
費用を抑えて日用品を揃えたいと思ったとき、利用しがちなスポットのひとつに100円均一(通称100均)があります。
値段の安さはもとより、品数も豊富で使い勝手の良いお店です。
一方で、100円という金額は、限界が生じやすいことも確かです。
現に、100円均一のお店には100円を超える金額の商品もあるので、知らないうちに合計金額が膨れ上がっていた、ということにもなりかねない状況にあります。
では、均一の値段が390円だったとしたらどうでしょうか。
290円分の余裕は可能性を大きく広げ、お店に並ぶ商品もその色を一変させることでしょう。
そんな390円均一のお店「サンキューマート」が、2021年6月、吉祥寺の「コピス」内にオープンしました。
今回は、サンキューマートを知らない方や390円均一が気になっている方に向けて、サンキューマートとは何なのかを解説したうえで、吉祥寺のサンキューマートを実際に訪問し、その客層や雰囲気、商品について紹介していきたいと思います。
390円均一ショップ「サンキューマート」とは
サンキューマートとは、店内の商品が「全品390円+税(税込429円)」のバラエティショップです。
ファッション雑貨から、アクセサリー、コスメ、古着、お菓子まで、トレンドを抑えた個性豊かな商品が並びます。
キャラクターとのコラボグッズを豊富に揃え、全国各地の店舗に加えて通販も展開しています。
「サンキューマート コピス吉祥寺店」に実際に行ってみた!
サンキューマートについて調べていると、実際の商品や店舗を見てみたくなります。
そこで、百聞は一見に如かず。
実際に、吉祥寺にあるサンキューマートの店舗を訪れてきました。
本当に店内全品390円+税なの?詳しい場所は?雰囲気は?客層は?商品のラインナップは?
あなたが気になっていることについて、筆者自ら体験レポートです。
場所は「コピス吉祥寺」A館の2F
吉祥寺のサンキューマートは、吉祥寺駅北口から徒歩3分ほどに位置する「コピス吉祥寺」A館の2Fにあります。
エスカレーターで2Fへ上がると、とりわけ目につく空間を見つけました。
客層は10代〜20代の女性が多め
色とりどりの商品が並び、つい体を揺らしたくなるようなBGMが流れる店内は、賑やかという言葉が他にないくらいよく似合います。
お客さんには10代〜20代と見える女性の方が多く、活気のある雰囲気や話し声にこちらの表情も明るくなります。
商品は例外なく390円(税抜)!
商品はまぎれもなく、店内全品390円+税です。
例外はないので安心して買い物ができます。
商品のジャンルは、食品、雑貨、古着、コスメと多岐に渡ります。
ポップなデザインの多さも、若い女性に支持されている理由のひとつだといえるでしょう。
買い物には大容量のショッピングバッグが便利。
レジ袋も1円で購入できるので、無我夢中で買いすぎてしまった場合でも安心です。
筆者が見つけた気になる商品ベスト5
店内を散策するうち、気になる商品を次々見つけました。
そこで誠に勝手ではありますが、<筆者の気になる商品ベスト5>をお届けしたいと思います。
第5位 ステレオヘッドフォン
密閉された空間をつくりだし、音楽だけの世界に誘ってくれるヘッドフォン。
イヤホンよりもたくましいそのフォルムから、ファッションの一部として取り入れている方も多いでしょう。
筆者にもそんな時代がありました(遠くを眺めながら)。
そんなヘッドフォンが、サンキューマートなら390円(税抜)で入手できてしまいます。
普段使いに欠かせないデザイン性の高さ、見た目の高級感は、とても390円+税だとは思えません。
音まで遜色ないのなら、これまで使ってきた高額ヘッドフォン達の立場がないのではないかと、心配になってしまうくらいです。
第4位 壁掛け時計
在宅中に目にする機会が多い壁掛け時計は、インテリアのなかでも重要な立ち位置に属しているといえるでしょう。
そのデザインは、インテリア全体のアクセントにもなり得ます。
なお、こちらの壁掛け時計も390円とのこと。
キャラクターがモチーフに使用されているので、家で時間を眺めるのが楽しくなりそうです。
この価格なら、インテリアにかかるお金もかなり節約できますね。
「こんな隅に置いておく逸材じゃない!」
と心のなかで叫んでしまいました。
第3位 TV TISSUE BOX
レトロチックなテレビを想起させるデザインのこちら、実はティッシュボックスなんです。
トレンドでもあるくすみカラーが、雰囲気を出すのに一役買っています。
生活感を持ち込んでしまいがちなティッシュ箱も、このティッシュケースに入れれば、インテリアの素敵なワンポイントになることでしょう。
前面にスペースがあり、小さいものをディスプレイすることが可能。
スマートフォンを置いて動画を流せば作業のお供になりますし、お気に入りの写真を入れればカジュアルな写真立てにもなります。
なんでもない日常を彩ってくれる要素として、ぜひインテリアの仲間に加えたい商品です。
第2位 キャラクタートートバッグ
トートバッグには、手頃な価格のものも珍しくありません。
ただし、キャラクターのプリントが入ってくると話は別です。
グッズとして売られているものは優に1,000円をオーバーし、いくらそのキャラクターが好きだとはいえ、特に中高生にとっては手の届きにくい商品になってしまうことでしょう。
そんなキャラクタートートバッグも、サンキューマートでは390円(税抜)です。
サイズは横幅が38.7cm、縦幅が38.5cm、マチが12.5cmとのこと。
柄のバリエーションも豊富に揃えています。
お出かけのときはもちろん、レジ袋有料化が進むなか、ショッピング用のエコバッグとして利用するのも良いでしょう。
この価格であれば、友達同士で揃える、なんていうのもそれほど難しくはありません。
個性的なデザインが、あなたのお出かけに花を添えてくれます。
第1位 ヘアアイロン
堂々の筆者的な第1位は、こちらのヘアアイロンです。
まず、値段が安すぎます。
筆者の経験からいくと、どんなに安いものでも、ヘアアイロンともなれば1,000円は超えてしまうはずです。
それがサンキューマートなら、もちろん390円+税。
経済的に余裕のない中高生であっても、ワンコイン以下であれば手を出しやすいこと請け合いです。
次に注目すべきは、その機能性です。
本体は、19.5cmというかなりのコンパクトサイズ。
ポーチにも入ってしまう大きさで、持ち運びも苦ではありません。
温度が190℃まで上がってくれるのも見逃せないポイント。
通勤通学でかいた汗や、雨の日の湿気にも打ち勝ってくれることでしょう。
短い青春を謳歌しなければならない学生の方々には、約60秒で使用可能というのも大切な要素です。
デザインもスタイリッシュで高見えなので、なにも知らない人なら、390円+税で買った商品だと気付くのは簡単ではありません。
まとめ
いまの時代は、100円均一でたいていのものが手に入ります。
中高生でも手が届きやすく、生活の軸になっている方も少なくないはずです。
一方で、100円という価格で最低限の機能性を担保するために、諦めなくてはならない要素も多いことでしょう。
デザイン、バリエーション、トレンド。
とりわけ若い世代にとっては、どれも重要な要素です。
お金に余裕があるわけじゃない、でもデザインもトレンドも諦めたくない。
サンキューマートは、そんなわがままで諦めの悪い人々にも手を差し伸べます。
390円+税というギリギリの価格で、誰にも諦めさせない商品を提供してくれるのです。
その大らかな姿には、吉祥寺の街と響き合う部分を感じざるを得ません。
住所 | 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目11-5 コピス吉祥寺A館 2F |
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交通アクセス | 「吉祥寺」駅から徒歩3分 |
電話番号 | 042-227-6439 |
営業時間 | 10:00〜21:00(7/12(月)~8/22(日) 10:00〜20:00) |
休業日 | コピス吉祥寺に準じる |
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